理系クン 夫婦できるかな?

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163753706

作品紹介・あらすじ

買い物上手でお金に強い。家電に詳しく、料理や家事を厭わない。なんて頼りがいのある「理系」のオット!?理系男子の結婚生活を読み解く一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 理系をいい意味で勘違いしてるし、
    悪い意味でも勘違いしているような……

    自分も理系なんで悪く言われてる感じもする。

  • 自分も文系人間で、えり子みたいに感覚で判断している傾向が強いので、理系クンはとても新鮮でした。
    自分の物差しだけで物事を判断するのではなく、どっちが優れているという問題でもなく、広い視点で物事をみたいな、と思いました。
    この二人は、違っていて戸惑うところもあるけれど、相手を大事に思って尊重しあっているので、良い関係だなと思いました。

  • 自分が細かい字とか読まないから心強い

  • なんか未来を見ているようだ……。
    かつての結婚生活は、こんなじゃなかったけど。

  • 夫婦のありようは、お互いが笑って済ませられれば、何の問題もない。まんがは妻目線だが、きっと夫目線なら、違った光景に見えるはず。ただ、子育ては…。子供が色々な体験をさせてくれるはずですけどね。

  • うちのだんながこんな面倒くさい理系でなくてよかった(笑) 料理はしない、家電品も私がメインで使うものは好きなの買っていいよって言う、単なる面倒くさがりではあるけどね。あ、袋ラーメンはたまに作ってるけど目分量でやってるわ。計ったりはしてないねぇ。ほんとにこのコミックみたいな理系くん、いるの?(笑)

  • 我が家にも「理系クン」がいる。
    もちろん一つ一つのエピソードが同じ、というわけではないけれども、基本的な行動パターンや根本的な部分で共感できる部分が沢山あり、思わず購入。
    本人も頷きはしないものの、心当たりはある模様。
    イラッとしたときに、心を鎮めるお守りにします。

  • 典型的な理系男子と結婚した奥さんのコミックエッセイ。
    典型的な理系+男性脳な旦那さんに合わせられるのもすごい。
    一度覚えるとあれこれと進んで自分で何でもやってくれるのはすごく羨ましいところ。

  • 家電を吟味してお買い得に買うわ、料理は主婦レベルに到達しようとするわ、家計簿アプリを必要に応じてカスタマイズするわ、N島クンはかなりのハイスペックですね。

  • 紆余曲折を経て結婚したえり子とN島たろう氏。甘い新婚生活を夢見るえり子とどこまでも我が道を行く旦那の理系クンぶりがたまらないシリーズ第3弾です。僕も家電は嫌いではありませんがN島氏の執念に脱帽でした。

    紆余曲折を経て夫婦となった、「白衣」「メガネ」「ITオタク」の理系男子に萌える文系女子のえり子と、『理系クン』ことN島たろう氏、しかし、甘い新婚生活を夢想するえリ子とは裏腹にどこまでも我が道を行く理系クンの夫がこれまた素晴らしいのです。

    のっけから新婚生活をはじめる新居にはN島たろう氏が家電専門店を回ってパンフレットを集めに集め、価格をネットで調べ上げ、何度も売り場を回って厳選に厳選を重ねて、国内最高の性能を持つ家電を最安値で手に入れたという『家電ワンマンショー』が展開され、これまた大爆笑でございました。

    更には『愛さえあればまずいものもうまい』と感じるはずの新妻えり子の「愛情だけはたっぷり料理」を新婚度外視でシビアに判定。『塩味が濃い』などの言葉を直球でズバズバと言ってのけます。しかし、彼が料理をすると決めた時、はじめは指を切ったりものすごく時間がかかったりと苦労をするのですが、料理を『実験』と捉え、料理本を買いあさり、更には実験用の器具まで使って調味料の分量を計る…。こうしてできた料理は教科書通りの味で、とても美味しかったそうですが、彼は納得せず、独自の理系思考で、スーパーで
    「売られている食材から冷蔵庫の中身を把握しつつ献立を考える」
    という思考パターンを理系的な発送に落としこんでいく過程は読んでいて本当に面白かったです。

    そして、彼がお金の管理にとてもシビアで会計ソフトやデジタル機器を利用してえり子さんよりもガッチリと管理を指定たり、そして彼らの間に『愛の証』としての赤ちゃんも誕生し、理系クンが理系パパになるまでを描いたものでございます。いやはや、今回も本当に盛りだくさんの内容で、この夫婦に幸あれと、最後のページを閉じたあとにしみじみと思ったものでございました。

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著者プロフィール

漫画家。
2007年、第31回プチコミックまんが大賞準入選。同年デビュー。理系男子を夫にもち、出会いから現在までをユーモラスに描いた「理系クン」シリーズで人気を博す。著書に『理系クン』(文藝春秋)シリーズ、『理系×ダイエット』(KADOKAWA)、共著に『理系男子の“恋愛”トリセツ』(晶文社)などがある。

「2016年 『理系パパ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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