ホリイのずんずん調査 かつて誰も調べなかった100の謎

著者 :
  • 文藝春秋
3.45
  • (13)
  • (39)
  • (31)
  • (12)
  • (4)
本棚登録 : 377
感想 : 48
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (511ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163760001

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2013/12/07
    自宅

  •  どんなにくだらなくても何かを一つやり続けるとこれだけ厚い本ができる。その典型的見本か。

     でも、すべてを仕事としてできるのだからたいしたものだ。これを一個人がやったらいくら時間とお金があってもやりきれないだろう。それからいえば本当に貴重な成果なのかもしれない。

     この記録が後々意味のなすことを願っている。

  • うーん、つまらなくて面白い。どうでもいい、牛丼の食い方の調査とか、逆に週間天気予報のあたらなさの調査とか、分厚い本だがすっと読めてしまう。もともとかなり昔に連載されていたものを集めたものなので、内容は古いのだが、それに対して、筆者がコメントを書いているのでそれも面白く読める。

  • 週刊文春に連載されていた頃、よく読んでいました。毎週毎週よく調べるなあ、と思っていたものです。16年にも渡って連載されたものらしく、その中から厳選されたこの本だけでもかなりの量があります。(一気に読むのは大変だった。やっぱり週1本ずつ読むくらいがちょうどいい気がします)

    けっこうばかばかしい調査を真剣にしています。冷静に考えるとちょっと異常じゃないかしら、ということまで。
    個人的には「チョコボールを1021箱買ったら金のエンゼル1枚銀のエンゼル64枚」とか「シンデレラエクスプレスで本当にキスしていたカップルは11組22人」とか好きです。ばかばかしいなあ。
    ばかばかしいことを真剣にやる人は本当に素晴らしいです。

  • 実にくだらないが、筆者の努力はみとめる。社会学というのがいちばん近いジャンルだろう。キライではない。けれどもはじめの話題3つくらいで飽きた。文章そのものがつまらないと思った。もう少し書き方を工夫すればいいのに。結局のところ、この手の話は週刊誌とかで1つずつ1週間おきに読むくらいでちょうどいいのだろう。

  • おもしろき ことも無き世を おもしろく。
    こういう下らないことを地道にマニアックにこなしていくのって男だなあと思う。自分にはできないので羨ましい

  • 読了日20130928 連載時から大大大好きでした。選集じゃなく、ちゃんと全てを単行本化して欲しいと願ってやみません。それがだめなら、せめて落語関連の記事だけでまとめた本を希望。

  • 都内蕎麦の名店の出す蕎麦の量と価格に比較が最高!個人的に通う荻窪・本むら庵、西荻窪・鞍馬、神田神保町・松翁の中では松翁が一番コストパフォーマンスが高いということが判っただけで元は取ったかな。

  • 牛丼を150日以上続けて食べてつゆだくの状況がどうかを調べる・・まず飽きないんだろうか・・?

全48件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

1958年生まれ。京都市出身。コラムニスト。
著書に『かつて誰も調べなかった100の謎 ホリイのずんずん調査』(文藝春秋)、『青い空、白い雲、しゅーっという落語』(双葉社)、『東京ディズニーリゾート便利帖 空前絶後の大調査!』(新潮社)、『ねじれの国、日本』(新潮新書)、『ディズニーから勝手に学んだ51の教訓』(新潮文庫)、『深夜食堂の勝手口』(小学館)、『いますぐ書け、の文章法』(ちくま新書)、『若者殺しの時代』『落語論』『落語の国からのぞいてみれば』『江戸の気分』『いつだって大変な時代』(以上、講談社現代新書)などがある。

「2013年 『桂米朝と上方落語の奇蹟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

堀井憲一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×