リニア新幹線と世界遺産 十津川警部 陰謀は時を超えて

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163811604

作品紹介・あらすじ

雑誌「われらの時代」の編集者、若杉誠は、取材で名古屋と世界遺産・白川郷を訪れた。名古屋では新幹線の最先端技術を、白川郷では世界遺産の現状を取材したが、若杉には別の目的があった。白川郷に古くから伝わるがんの秘薬を入手すること-。その薬をめぐって起きた殺人事件は、二〇二七年開業予定のリニア中央新幹線計画と、見えない糸でつながっていた。リニア新幹線=日本の「未来」と、世界遺産=守るべき日本の古き良き「過去」が、十津川警部の中で結びついていく。トラベル・ミステリーシリーズの最新刊。

感想・レビュー・書評

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  • 名古屋と白川郷の話題
    リニアと世界遺産
    西村京太郎,山村美紗で不満だったのは,名古屋が乗り換えだけで,
    肝心な話題にならないことだった。

    今回は2つの面で満足。一つは味噌煮込み。もう一つは秀吉。

    味噌煮込みにかぼちゃを入れたのは食べたことがありませんでした。
    ごぼうが入った味噌煮込みはおいしいです。

    秀吉は名古屋の中村の出。
    ひょうたんの馬印。

    いくつかの面で不満が。
    味噌に込みは名古屋駅にも山本屋本店はあるのに,中村区太閤通り行った理由がない。
    名古屋で三英傑というと,信長,秀吉,家康だという話しがでてこない。

    リニアの話しと抗がん剤の話しが,うまく噛み合っていない気もする。出版社のつっこみを期待する。

  • 途中まではよかったけど、最後があっけなくてがっかりした。
    あっというどんでん返しが欲しかった。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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