Rainbow にじ

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (41ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163822006

作品紹介・あらすじ

訳詩集の二冊目は、「にじ」(「Rainbow」)。「たんたん たんぽぽ」「ぼくの花」から「生まれて来た時」まで、二十篇の詩は、「けしゴム」より長く、より抽象的です。 たとえば「うたを うたうとき」は、 うたを うたう とき / わたしは からだを ぬぎます と始まります。 英訳は、その後を、「I am a soul alone」と受けます。 訳の言葉には、美智子さまの、まどさんの詩、そして世界に寄せる深い深い気持ちが込められています。 ここに安野さんがどんな絵を描いたか? 詩と英訳と絵、重なりながら少しずつずれてゆく三つの要素が、イメージを無限に広げていくようです。

皇后さまが、まどさんの詩を訳されたことによって、まどさんが国際アンデルセン賞を受賞するきっかけとなりました。

感想・レビュー・書評

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  • まどみちお 美智子妃のコンビ

  • まど・みちおさんの詩の中から皇后美智子様が選び英訳した詩集。素敵な詩ばかりです(*^^*)

  • 動植物に対し、大自然に対するまどさんの温かな眼差しが心を優しく癒してくれる。美智子妃殿下のシンプルな英訳、そしてイラストが相映じて趣をなしている。大自然の中で生かされている感謝、優しさの底力をしみじみ感じさせられた。

  • 【美智子さま選・訳で広がるまど・みちおさんの世界】「あめ」「貝のふえ」「よるのみち」など、まどさんの詩と英訳から、喜び悲しみ、さらに生きることについての感動がひろがります。

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著者プロフィール

1909年山口県に生まれる。詩人。作詞家。25歳のときに投稿した詩で北原白秋にみとめられる。終戦後、出版社での編集職を経て、詩・童謡の創作に専念。「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」「一ねんせいになったら」「ふしぎなポケット」などの童謡で国民的な人気を得るとともに数多くの詩を書き、1994年国際アンデルセン賞作家賞を受賞。詩集に『てんぷらぴりぴり』(大日本図書)などほか多数。2014年逝去。

「2023年 『ぞうのこバナ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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