沢村さん家のこんな毎日 平均年令60歳

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163900728

感想・レビュー・書評

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  • 平凡な日常が、一番落ち着く。沢村さん夫妻の過ごした年月と、ヒトミさんが生まれてからの歳月がときにほろっとする。絵のタッチも好き。

  • 結婚し子供も生まれた今、ふと親の老後や実家はどうなるんだろ...?と自分の生まれ育った実家と家族のこの先を考える事が増えた。
    そんな時にこんな本あったな、と思い出したのがこの本。

    18歳で実家を出て進学したので長く親と暮らしてる感覚は私にはないし、毎日親の存在を感じながら生活感覚も社会になってからないので、実家にいた頃を思い出して温かい気持ちになった。
    それと同時に、親の老いに気付いて切なくなる気持ちは実家暮らしでも独立してても同じなんだなと知った。

    話は全て単調な流れだけど、その気持ちに気付いた途端、何気ない一言ややりとりが大切な物に思えながら読んでた。

    親の老いと自分の歳。
    切ない事が増えてくけど、家族で過ごした過去と今を大切にしていきたいなと思えた一冊。

  • 思わず共感してしまうほっこりする話や、くすっと笑ってしまう話がたくさん詰まった一冊。35歳以上の人が読むとより共感できそう。
    お父さん、お母さんもそれぞれこんなこと考えてたのかな〜と想像したら面白かった。もっと両親を大切にしよう!

  • へぇー こんな本あったんだ。イイ感じ☆ 図書分類726ってのも初めて~図書館の中ぐるぐるww

  • 記録

  • 「典江さんは/ちょっと言ってみたくなりました/お母さん/なつかしいその響き/使えなくなってしまったことば」

  • 沢村さん一家の日常を通して、いろいろなもしもを想像して哀しくなったりちょっと嬉しくなったりしました。

  • 面白かったし、身につまされた。娘ヒトミと同年代だし、独身だし。両親の亡き後を考えたり、同期の独身と定期的に集まったり。私もこんな同期が欲しいわー。しかし、家族が仲良しなのは羨ましい。とにかくお父さんが読書好きだったり、スポーツジムに通ったりする人なのが羨ましい。うちは父がとにかくガンなのだ。すぐ怒るし。やっぱ益田ミリはこういうのが上手だよなー。なんつーか、手元に置いておいて、ちょこちょこ読みたいような。続編も読まなきゃ。

  • 40歳独身で実家暮らしのヒトミさんと
    定年ライフ満喫中のお父さんの四郎さん、
    社交的で友達が多くて料理も上手で
    ちょっと毒舌の時もあるお母さんの典江さん
    3人とも、なんだかとっても好きな人たち
    正直で、自然で、優しい沢村さん家のお話

  • なんか力みがとれる。
    すこししんみりする。
    日常って、でもいいなあと思えるようになる。

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に『欲しいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』『今日の人生』『しあわせしりとり』『すーちゃん』シリーズ、『マリコ、うまくいくよ』『僕の姉ちゃん』シリーズ、『スナック キズツキ』『ツユクサナツコの一生』『ヒトミさんの恋』『ランチの時間』等がある。

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