極悪専用

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 332
感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163902814

感想・レビュー・書評

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  • *やんちゃが少し過ぎた俺は、祖父の差し金でマンションの管理人見習いに。だがそこは、「なんでもアリ」の殺し屋専用住居だった。危険すぎる、ご近所系ノワールコメディ*

    設定自体は面白く、期待感いっぱいに読み進めていましたが、中盤からの美女による男の争奪戦には少々鼻白んでしまいました。男の願望?的な感じなんですかね。

  • 大沢さんの気楽に読めるパターンのやつ。この人面白いけれど割と能書き長いからな(笑)

  • 久々の大沢親分(笑)
    雰囲気としては、アルバイト探偵系かな。
    でも、あのマンション、怖すぎる~。
    シリーズ化は、さすがに無理かな?
    そろそろ、新宿鮫の新作も読みたいところ。

  •  大沢在昌のノワールコメディ。新宿鮫シリーズ等ハードボイルドなイメージの作風の大沢在昌のコメディということで興味を持ち読んでみた。
     内容的には、主人公は黒社会の大物の孫で、それをかさにかけ、好き勝手生きてきた。見かねたおじいちゃんの働きでとんでもないマンションの管理人として働かされることに。そのマンションには、殺し屋たち黒社会の住民の住処だった。契約は1年。なんとか乗り切ることができるのか。
     という話なのだが、ぶっ飛んだキャラの住人やらが登場してスイスイ読み進められる。最後には主人公の精神が鍛えられて、いつの間にかいっぱしの男になっていく。
     軽いテンポでまずまず面白いのだが、大沢在昌はやはりハードボイルドの方が似合う。

  • 今日は何時もより暖かいなw

    ってな事で大沢在昌の『極悪専用』

    殺人犯、横領がバレた元CIA、ハッカー、殺し屋、等々闇社会から追われている極悪人しか住めないマンション「リバーサイドシャトウ」で繰り広げられる破茶滅茶劇w

    出てくるキャラもええ味出してます♪

    ゴリラ顔の白旗さんw
    カッコええです!

    単純でサクサク読めるんで気分爽快でしたw

    大沢さんの本初めて読んだけど、面白かった♪

    2016年9冊目

  • 大沢在昌にしては久々おもしろかった
    こういうのが好き、設定が面白いわな
     んなバカな〜って思わせるとこがいいよね

  • ふむ

  • 記録

  • 謎の住民が住むマンションの管理人助手に。

  • かなりありえない設定やけど、成長物語と言えなくもないし、エンタメとして楽しませてもらった。

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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