- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163904870
作品紹介・あらすじ
『天才バカボン』『おそ松くん』などのギャグ漫画で知られる赤塚不二夫。その生誕80年を記念して、バカボンのパパの母校である「バカ田大学」を、なんと東京大学で開講!美術家、ミュージシャン、学者、作家、演出家、本物の東大教授などなど、豪華12組の講師による「赤塚不二夫スピリット」がビンビン伝わる熱い講義を一冊に。読んでリッパなバカになるのだ!泉麻人「シェーとは何か?」みうらじゅん「人生論」久住昌之「旅はよそ見と道草でいいのだ」会田誠「僕のバカアート」鴻上尚史「コミュニケイションの達人になれるといいのだ」坂田明「役立たずの在り方とミジンコについて」茂木健一郎「創造性のバカちから~天才の方程式」三上寛×宇川直宏「飢えた子供の前でコニャニャチハは有効か?」養老孟司「バカと天才の壁」喰始「バカの力!」浅葉克己「デザインを血肉化する」河口洋一郎×原島博「漫画とデジタルコンテンツ」赤塚りえ子「おわりに~『リッパなバカ』になるために」
感想・レビュー・書評
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イグノーベル賞受賞者は、
バカ田大学を中退した研究者かな?
絶対そうですよね!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東大で行われた特別企画の講師の講義録
直接聞いてない人が読んで面白いかというと、いまいちかな。 -
みうらじゅんが参加していたので読んでみたが、赤塚不二夫とはあまり関係ない話題が多かった。バカボンのマンガでは見開きでひとつのコマを使うという実験的な手法が紹介されている。これには単行本を持っていた気がする。
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いいよー、これ、笑える。何も言うことない、面白すぎます!
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内容はいたって真面目(と思える)。もっと凄まじい内容を想像したが、これかこれでよいと思う。バカを語っていることには間違いはないのだけれど。
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小さい頃天才バカボンが大好きで、小学校の卒業文集の「尊敬する人」の欄には「バカボンのパパ」と書いたのを覚えています。バカ田大学を見てみたいと思って、隣の大学に通いましたが4年間見つけることはありませんでした。ホントバカな話でございます。
この本に、「バカと言われて怒るのは本当のバカだと定義すれば、誰も怒らなくなります。」との記載がありました。まことそのとおりだと思いました。 -
自分を繕うのをやめてもっとバカになろう。「これでいいのだ!」と言えるように。これが出来そうで出来ません!!
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赤塚不二夫生誕80周年記念、ということで集められた講師陣が何をしたらいいのか戸惑いながらやってるような感じは拭えない。なんかもーちょっと明確なコンセプトがあっても良かったのではなかろうか。
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赤塚先生生誕80年記念「バカ田大学」講義録。
泉麻人氏の「シェー論」を皮切りに赤塚ワールドにどっぷり浸ろうかと思ったのだがなにか雲行きが怪しい…みうらじゅん氏は孤高のマニアックネタ全開で畳み掛けて来るし坂田明氏に至ってはミジンコを壮大に語り出す始末!そう、この講義のお題は作品論ではなく赤塚イズムの根源にある「バカについて」だったのだ。
で気を取り直して各氏の講義に耳を傾ければやはりみなさん一芸に秀でたバカばかりで読めば納得の充実感。
このスピリッツを受け継いで行かねばこの国は亡びるぞ、灰色のシャム猫は言った「悪バカは良バカを駆逐する」と…これでいいのだ