獣でなぜ悪い

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 90
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163908472

作品紹介・あらすじ

女は未来しか見ていない自由な獣だ――吉高由里子、満島ひかり、二階堂ふみ……彼女たちはなぜ壁を突破できたのか?・日本社会に蔓延する「透明な檻」を打ち破れ・セックスにこそ、その人の自由(=インテリジェンス)があらわれる・映画なんて観なくていい、古典を読め・仕事の中身と生き方で輝く「アデル力」とは?リドリー・スコットからシモーヌ・ヴェイユまで――縦横無尽に語り尽くす、園子温監督初のR‐18な自由論、ついに解禁!

感想・レビュー・書評

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  • 「闘い続けるということが、自由を使いこなすということだ。」

  • あんまり中身はないが、一部はたしかにやばげな雰囲気がある。とにかくケダモノだからだめなのではないか。

  • 思考が行為に反映されるとき、真の自由がある 
    自由≠本質から逃げるだけの行為
    ヴェイユ

  • 2020.08.28 社内読書部で紹介を受ける
    http://naokis.doorblog.jp/archives/reading_club_25.html

  • この国の女は誰一人、自由を使いこなせていない。

  • 映画論的あり、人生観あり、てんこ盛りな内容で筆者の作品に感銘を受けた人なら面白く読める内容。
    でも、最も多く熱く書かれてるのは女性観で、そこから出る男性論にも共感を覚えました。

  • 女性、自由。今の日本に対する幼稚化の警告。自由獲得への闘い。題名に納得。園監督の作品見てみたい。

  • 根源的なものを醸せるか、醸せないか。

  • 知らぬ間に自分が作ってしまった殻を剥ぎ取るために、脱ぎ捨てるための言葉、そして思考と行動。
    今までの園さんのエッセイとダブル箇所も少しあるが、全体的には「女性論」であり「自由」についてのものになっている。

  • 【女は未来しか見ていない自由な獣だ――】吉高由里子、満島ひかり、沢尻エリカ……彼女たちはなぜ壁を突破できたのか? 園子温監督初のR‐18な自由論、ついに解禁!

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著者プロフィール

1961年愛知県生まれ。大学中退後に自主制作映画デビュー。『自転車吐息』(90年)はベルリン映画祭に正式招待される。代表作に『冷たい熱帯魚』など。テレ東系列で放映中のドラマ『みんな!エスパーだよ!』も監督。

「2013年 『ナショナリズムの誘惑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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