- Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163909394
作品紹介・あらすじ
図書館帰りにスーパーのお惣菜売り場を覗いたり、コマーシャルで見た新製品調味料をお母さんにリクエストするなど、定年後も食への興味はつきないけれど、回転寿司に行ったあと「若い頃はもっと食べられた」と毎回つぶやくようになってしまった70歳のお父さん。丸ごとトマトのかぶりつきをお昼ごはんにしてみたり、サヤに3つ入ったそらまめを見て自分たち家族を思い出して絵手紙を綴ったり、お父さんには内緒で友達と高級ランチに行ったりと、社交的で日々の生活を楽しんでいる69歳のお母さん。会社帰りにばったり会ったお父さんに焼き芋を買ってもらうなど平和な実家ぐらしを送ってはいるけれど、いつのまにか家族の外食を仕切る立場となったことをちょっぴりさみしく思ったりもする、未婚で彼氏なしの40歳ベテランOLのヒトミさん。そんな平均年令60歳の沢村さん一家を描いた「週刊文春」で連載中の人気ホーム・コミック単行本第四弾。高齢になった親、長年連れ添った夫婦、40代の娘、それぞれの視線で描かれた日常は、「あるある」と共感し、笑いながら思わずホロリとくるシーンが満載。描き下ろし6ページ漫画「沢村さん家のスキヤキ」も収録。
感想・レビュー・書評
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ほっこり癒される沢村さん家。
漫画なのであっという間に読めます。
家族3人で過ごす団欒のシーンも良いし、ヒトミさんと友達3人で定期的に開催される飲み会でのお喋りも良い。
読了後、優しくて幸せな気持ちになれる作品です。
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宝クジの発表を忘れていられるくらいが幸せってこと
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家族が好きっていいよね。自分の
こどもはそうなりますように。 -
益田ミリさんの作品はどれも良いけど、
今のところ、沢村さん家シリーズが1番好き。
いつもトイレで会う白鳥さんが、今度はどんなトイレットペーパーの使い方するのかが結構楽しみ。 -
沢村さん家の話は読んでて本当に
心が癒される、、♡
何と言ってもお父さんの人柄!!!
優しさに溢れてる、、♡
こんな家族、うらやましいな〜♫ -
三人家族の何気ない日常が温かく描かれている。
親が老い込む前の、貴重な日常。 -
父・母・娘の目線であったり、40代の女性、年配の女性、定年を迎えた男性の視点など、様々な視点で書かれているのでページをめくるたび変化していくのが好きです。すごく面白い!親から見た娘は子どもでいつまでも心配してしまう大切な存在。娘は家では子どもだけど、会社に行けば立派な社会人で、友達と話せば女子!親に見せない一面だけど、そこが描かれてあるのが読んでて、共感する人も多いんじゃないかな?
あと親が子を想う様に子どもも親の事を想うし、夫が妻に心を向けるというお話が好きです。誰かに言う訳でもなく、本人が心の中で思っている心情が分かりやすく表現されているのが好きで、自分もそういうこと感じてたなって共感できました。やっぱり、親の気持ちよりも娘の気持ちのほうが共感度合いが大きかったです。他にも沢村家シリーズがあるみたいなので、読んでみたいです。 -
ひとみさんのご両親、良識のある穏やかなオトナという感じがすごく良いな。
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お母さんが作ってくれたご飯。(世代的にお母さんばっかり作ってるけど)美味しかったり、思い返して泣きそうになったり。食後にむいてくれる旬のフルーツもおいしそう!ふつうにスーパーで売ってるやつなんやけどね。
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高齢の親とアラフォーの娘。
すごく幸せそう。
結婚した方が安心させられるのかもしれないけど、じつはずっと親元にいてほしいかも…。
娘目線、娘を持つ親目線、両方の気持ちに共感して、切ない場面も。