- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163910123
感想・レビュー・書評
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うーん。普通。
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「あの橋のむこう」「さよならホームラン」「婚活バーベキュー」「ポロロッカ」「趣味は映画」「黒い犬」「自由の代償 」「ザリガニ釣りの少年」
大阪を舞台に描いた8つの短編が収録。
登場人物は身近にもいそうな人達ばかり。
母のDVによって心に澱を持った姉妹、両親の離婚・再婚・離婚で気持ちが揺れ動く小学生、婚活にあえぐ33歳の女性、妻の流産で気持ちにズレを感じる夫、イジメに合いながらザリガニを釣る少年等
それぞれの心の機微が繊細に丁寧に描写されている。
お気に入りは「自由の代償」
生涯独身を誓った男性の心情にリアルを感じる。 -
淀川を舞台にした短編集。ほっこりかなと思ったら、割とすっきりしない感が多い。逆に淀川には人生の縮図が流れているとも言えるのかも……?
婚活バーベキューの話が個人的にはぐっさりきた。そうなのだ!コロナだから今はそんな場合ではないのだ!!( -
淀川を背景にした短編集。親から虐待を受けて育った姉妹、離婚を考えている夫婦など様々な人々が抱える問題を淀川が静かに見つめる。
それぞれ面白いんだけど、ちょっとあっさりしすぎかなぁ。もうちょっとひねりがあって欲しいのは、私だけ? -
淀川を舞台にした短編集。読みやすかったけどほぼハッピーエンドじゃなくて何だかなぁ…といった印象。家族関係の話が多かったです。
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淀川をよく知らなくても、自分の記憶にある川の河川敷でなんとなくイメージは浮かぶ。
さらさらと読み終わり、少し心に明かりが灯るような短編集。 -
淀川(とその近辺)を舞台にした
何気ない日常の一コマ。
身近なテーマだったが
これといったインパクトはない。 -
短編集8編
青春ものあり婚活ものあり家族ものありとバラエティに富んでいる.そして共通するのは生きることの静かな肯定,淀川を背景に優しい気持ちが流れる.新しく家族になった弟への気持ちを描いた「さよならホームラン」が良かった.