しあわせはノラネコが連れてくる

  • 文藝春秋
4.07
  • (5)
  • (5)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 64
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163910451

作品紹介・あらすじ

●韓国でいちばん有名な〝ふつうの猫〟ヒックのフォトエッセイ!アラサー、独身、定職なし。大学を卒業したものの定職に就けず、やりたいことも見つからず、親からのプレッシャーも日に日に増すばかり…。息苦しい毎日から逃げるようにやって来た済州島(チェジュとう)で白いノラネコに出会い、交流していくうちに、著者の人生が動き出す。韓国語で「ぼんやりと白い」という意味の「ヒックムレハダ」から連想して〝ヒック〟と命名。ヒックと「家族になる」ことを決意した著者は自立するべく奮闘し、自分なりのやり方で、自分なりの幸せを見つけていく。〈〈モフモフで福福しいヒックの日常写真128点を収録〉〉【目次】第1章 白いノラネコ第2章 一緒に暮らそう第3章 私たちの家第4章 新しい日々第5章 ヒックの特徴紹介第6章 君がいるから★フォロワー19万人超のインスタグラム「@sina_heek」に投稿されるヒックが〝ふつうに暮らす様子〟に常時1万以上のいいね!が。★発売直後(2017年10月第4週)韓国大手書店「KYOBO文庫」で週刊総合ベストセラー1位★韓国ネット書店「Aladin」の「2018年の本」第3位★韓国版の原書は「かわいくて癒される」「涙が出た」と話題を呼び、動物の本として韓国で異例のロングセラーに。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 히끄 HEEK(@heek_r) • Instagram写真と動画
    https://www.instagram.com/heek_r/

    『しあわせはノラネコが連れてくる』イ・シナ 菅野朋子 | 単行本 - 文藝春秋BOOKS
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163910451

    • りまのさん
      にゃんこまるさん
      おはようございます!
      今日(2020.2月22日)は、にゃんこの日、ですね!私、仕事が終わったら、ペットショップに、にゃん...
      にゃんこまるさん
      おはようございます!
      今日(2020.2月22日)は、にゃんこの日、ですね!私、仕事が終わったら、ペットショップに、にゃんこを見に行くのを、楽しみにしてます♪
      とても寒いので、お互い、風邪ひかないように、気をつけましょうね!良い一日に、なりますように ♡
      2022/02/22
    • りまのさん
      間違い!2022年2月22日でした!
      てへっ (*^_^*)
      間違い!2022年2月22日でした!
      てへっ (*^_^*)
      2022/02/22
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      りまのさん
      良いなぁ~最近野良ちゃん見掛けないので、ニャンコロス状態?の猫でした。。。

      今日は、安房直子の「春の窓」を買って帰る予定...
      りまのさん
      良いなぁ~最近野良ちゃん見掛けないので、ニャンコロス状態?の猫でした。。。

      今日は、安房直子の「春の窓」を買って帰る予定、、、
      「春の窓」を読んで春の気分を味わう?
      2022/02/22
  • まずは表紙に惹かれた。
    そして写真と文章に惚れた。
    ヒック、超可愛いんですけど。表情のいい事。
    写真も本当に上手。ご本人の文章力か、訳者さんの訳し方か。
    本当に全体的に素敵。

  • 最初本屋さんで見つけたときは 表紙の可愛いらしさ、中の写真の綺麗さに惹きつけられました❣️
    読んでいるうちにイ・シナさんの世界観に引き込まれ、ヒックの可愛らしさと強さに引き込まれ

  • 今こそ「平凡な幸せ」の偉大さが胸に染み入る!
    人生に迷う作者と家のない野良猫ヒックの、希望の寄り添い合いから生まれた心温まる日常に、ほっこり元気をもらえます。

    今、飼っている猫が、元々は野良猫だったので、重なる想いがページのあちこちにあり……。
    そこに居てくれるだけで得られる幸せ。
    ふとした心のゆとりで生まれる温かさがくれる癒し。
    猫のいる暮らしがもたらすものの大きさ。
    どれもよく知っている気持ちに寄り添いながら、ヒックのなんとも言えない可愛らしさにどんどん虜になって、すっかりファンに♡
    写真の掲載も多く、いろんな表情のヒック見ることができる、充実のフォトエッセイ。

    2人の関係性がとても素敵で、くすりと笑ったり、時々考えさせられたりしながら、疲れた心をふわっと軽くしてくれて「よーし、がんばろっと♪」と軽快な一歩をもらえたような読後感。そばにいてほしくなる本です。

  • Instagramでフォローしている白猫ヒック。ハングルのハッシュタグが読めず、ヒックと飼い主さんをもっと知りたくて。

    控えめながらセンスの良さを感じる飼い主さんなだけあって、謙虚さと誠実さが滲み出る素敵な文章でした。社会に適応することに疲れてしまったこと、そして家族(気まずい雰囲気に陥りがちな両親との関係)のことも書かれていて、
    「私は結婚しない主義ではない。幸せな家庭を作りたいと思っている。ただ、人と人が出会った先にある結婚をしたいと望んでいるだけだ。」←ほんと、そう!と共感。

    猫が飼いたかったというよりも、ヒックと暮らしたかった、ヒックと家族になりたかったという強い思い。異性に限らず、同性でも動物でも、惹かれ合いお互い必要とする存在に出会えるって幸せなこと。

    これからもInstagramでヒックの姿を日々愛でさせていただきます。あーほんとかわいい、かわいい。

  • このあと人新世の「資本論」を読んだので、この本の著書と保護猫ヒックの小さいゲストハウスを済州島で営む暮らしは脱成長やコモンの考えになじむと思えました。ヒックとの暮らしがInstagramで注目され書籍化、保護猫犬支援団体を支えるアクションにつながっているようです。大学を卒業後就職できず済州島にたどり着いたようですが、もとより価値を追求する企業に共感できない思考の著書だったのではないかと思いました。

  • 写真と文がいい
    Twitterで話題
    就職できず、逃げるようにやってきた済州島で、野良猫のヒックと出会い、人とも繋がり、小さい民宿の経営と無農薬の畑をはじめていく。
    ヒックと健やかに暮らすために様々なことにチャレンジしていく著者にめちゃくちゃ好感と共感を持った。
    にゃんこ、わんこから鍛えられてくよね(笑)
    キムチが好きなんて、さすが韓国の猫!

  • 面白かった。こんな暮らしをしてみたいと思った。

  • 猫本としてはエピソードのあれこれが「あるある」でとりたてて新味はないけれど、社会不適応気味の作者がヒックとの交流を通じて次第に人間社会に馴染んで独り立ちしていく様子がほのぼのとした情感を誘ってくる。

全10件中 1 - 10件を表示

菅野朋子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×