結婚してみることにした。 壇蜜ダイアリー2

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 168
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163911878

作品紹介・あらすじ

38歳最初の仕事は「ルンバを踊る」。モモジタトカゲのサチ子に、ナマケモノの浜平を迎え、食べる、眠る、ゆっくり泳ぐ、長めのサウナ…そんな毎日から「いい夫婦の日に、結婚。まさか自分がそんな日を選ぶとは。」壇蜜日記史上最大の出来事…⁉︎ほろ苦くて甘い蜜、のリアルな日々目次2018-2019 冬 噓は少しついたが比較的善人のふりをして生活できた。2019 春 脱いでも「衰えたものを見せるな」という地獄。 脱がなくても「何気取ってやがる」という地獄。2019夏 理解できない、不透明なことに直面すると怒りが込み上げてくる人間にはなりたくない。2019 秋 結婚してみることにした。2019 冬 私的には新妻を棒でつつく祭りが好きだ。

感想・レビュー・書評

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  • 全体にアンニュイな感じ。
    壇蜜さんは結婚してからも、
    そんな生活をキープしているのかしら。

    ときどき出てきた「男」が後の「亭主」?
    もう、今からダイアリー3が楽しみなんですけど。

    壇蜜さんは私と全然違う人。
    酒呑まない。
    銃検なんて受けてる。
    猫と小鳥と蛇とトカゲとナマケモノと暮らしてる。
    私は動物園水族館は好きだけど一緒に暮らすのは嫌。
    虫一匹でも家の中に入れたくない。

    なのに何と一つ共通点がありました。
    同じ夢を見ていたんです!
    大学(私は高校だけど)の夢で、
    〈単位が足りないと焦りながらも
    時間割も把握できず遅刻ばかり…〉
    私、本当にしょっちゅうこの夢を見るのですが
    まさか思考回路が全くちがう壇蜜さんも見ていたなんて。
    彼女はこう解釈します。
    〈目が覚めたらすべて「今じゃない」と分かってホッとするが、過去を否定しているようで自分が嫌になる。〉
    私はちょっと違う気がする。

    でも私は壇蜜さんが好き。
    一緒には暮らせないけど。

    ネットの誹謗中傷(と私は思ったが?)との関わり方も、なかなか粋だと思います。

  • 「依存、比較、流行、それらに心を持っていかれると孤独の楽しさを感じられない。」



    上記の一文だけで、壇蜜さんが何故素敵なのかがわかる。

  •  壇蜜「結婚してみることにした」、2020.3発行。先代、秋田、タイ、チェンマイ、東京、爬虫類カフェ、トカゲ購入(サチ子)、父に半裸の娘のカレンダーを、サウナ、ヨガ教室、秋田での寝正月、猫の甘え、プール、整体、ガジュマル購入、小鳥を膝に乗せる、脱いでも地獄脱がなくても地獄、衰えたものを魅せるな・気取るな、ナマケモノ購入(浜平)、射撃講習、飼ってるヘビ(ヘビ子)と迎えたヘビ(ガリ)、いい夫婦の日に結婚(2019.11.22)、壇蜜に似てるねと言われどう返せばいいのか悩む。家に一体どれだけ生き物がいるのかw。

  • 淡々と過ごしている感じとか、肩の力が抜けているところとか、素敵だった

  • とにかくサウナに行きたくなる。

  • ダイアリーというタイトルに違わず、本当にダイアリーだった。
    ご本人の印象通り、日々が淡々とつづられている。
    ただその日常の記録に、はっとする、彼女の見方考え方が盛り込まれている点が興味深い。

     「理解できない、不透明なことに直面すると怒りが込み上げてくる人間にはなりたくない」

    昨今のメディアやSNSに見られる感情のうねり。
    確かにその通りだと思う。

    結婚してみた後からナマケモノたちに加えて旦那が登場し始めたのが、ほほえましく、今後のダイアリーが楽しみである。

  • 有り 779.9/タ/20 棚:19

  • ご結婚なさってそのあたり読みたいなあと思ったけれど、あまり体温が変わっておらず。
    そのままでいられるからご結婚なさったのかもしれないけど。
    ナマケモノ飼うってすごいな。
    低体温な感じの文章ですが、時折、強い怒りなどの感情をそっとのせられているように感じる。
    2020年のコロナに勝るものはないけれど、
    2019年も色々ありましたもんね。

  • ノンストップで紹介!
    「いい夫婦の日に、結婚。まさか自分がそんな日を選ぶとは。」壇蜜さん日記史上最大の出来事とは。


  • 読了。「結婚してみることにした。」のサブタイトルで購入した。面白かった。ドラマの「まんぷく」の撮影の話もあった。人の日記を見るのは、最低だが面白い。毎日書かれた文章を読むのは、エネルギーがいる。その人の人生を歩んだように感じる。読むとその人のことがわかった気分になる。


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著者プロフィール

壇蜜

1980年12月生まれ。昭和女子大学卒業後、多くの職業を経験。調理師、日本舞踊師範など多数の免許・資格を持つ。2010年に29歳の新人グラビアアイドルとして注目を集める。映画やテレビなど活躍の場を広げ、「結婚してみることにした。壇蜜ダイアリー2」(文藝春秋)、「壇蜜歳時記」(大和書房)、「どうしよう」(マガジンハウス)など著書多数。

「2020年 『三十路女は分が悪い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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