「弱さ」を「強さ」に変える ポジティブラーニング

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163912844

作品紹介・あらすじ

日本を代表するトップアスリートたちの「ポジティブな思考法」を松岡修造さんが解説。
困難に立ち向かい、打ち勝つためのヒントを伝える。

【本文より】
第一線で活躍しているアスリートは大かれ少なかれ、いくつかの困難に立ち向かい、それを乗り越えて強い選手に成長しています。
怪我、スランプ、環境の変化、病気など、あらゆる壁にぶち当たったときにはまりやすいネガティブな思考を、彼らは独自の方法でポジティブに転換しているのです。
僕はその方法を学び、自分のライフスタイルに取り入れることで、ポジティブ思考に切り替えるスイッチを少しずつ増やしてきました。
そして、そんなアスリートたちのポジティブ思考の作り方=「ポジティブラーニング」をいつかたくさんの人たちにも伝えたい、とずっと考えていました。

今、コロナ禍の中で多くの人が先の見えない不安を抱えながら生きています。本書を手に取ってくださった方の中にも、今はとても前向きな気持ちにはなれない、という人は多いと思います。
でも、そんな人にこそ是非読んでいただきたい。
苦しい状況下で生き抜くための、前向きになれるヒントをきっと見つけられると思うのです。

感想・レビュー・書評

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  • オリンピック選手たちは自分の「強さ」に目を向け続けていると思っていた。どんなときでも最大のパフォーマンスを発揮できる、次元の違う人々なんだと。

    でも、オリンピック選手でも本番に弱かったり、イライラしたり、競技をやめたくなるときだってあるんだ。そんな自分の「弱さ」にとことん向き合っていることに驚いた。

    人は誰しでも「弱さ」がある。それを認める。逃げださない。弱さと一緒に走り続ける。そんな人が結果を残すのだと痛感した。何か一つのことに自分のエネルギーをぶつけたくなる一冊。

  • スポーツ選手は努力や才能だけでなく、メンタルの強さが本当に桁外れなのだと思う。
    周りの人にも恵まれているのも、そう言う環境をつくれるのも強みですね。

  • 錦織、池江、大坂、羽生、美誠、国枝、真央。
    松岡さんらしい熱血記事。

    特に池江璃花子さんのページは感動ものだけど、全体的によく知られていることが多かった

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著者プロフィール

1967年、東京都生まれ。10歳から本格的にテニスを始め、慶應義塾高等学校2年生のとき、テニスの名門である福岡県の柳川高等学校に編入。その後、単身渡米、86年プロに転向。95年のウィンブルドン選手権で、日本人男子としては62年ぶりのベスト8進出を果たすなど活躍。98年に現役から卒業。現在はテニス界の発展のため、日本テニス協会男子ジュニア強化プロジェクト「修造チャレンジ」などを通じてジュニア育成に尽力。また、オリンピックのメインキャスターを務めるなど、メディアでも幅広く活躍している。

「2021年 『[修造日めくり]まいにち、つながろう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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