- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163915050
作品紹介・あらすじ
忙しくても、暮らしを段取りよくまわせたら、ええやん!
わたしの幸せは、このキッチンからはじまる――。
50代半ば、
自宅のキッチン改装で見つめた心晴れやかな暮らし方、
あらためて大事にしたいと思った家庭料理のことなど、
88のおいしく&お役立ちなキッチントークを集めました。
「自分らしく無理せず、命を無駄なく使い、毎日を機嫌よく」
生き方というとちょっと大げさだけど、忙しくても暮らしを段取りよくまわして、
ほんの少しの余裕を持てたら、それだけで明日が輝いてきます。
『あてなよる』『きょうの料理』で人気の料理研究家・最新エッセイ集!
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ミートソース、サワラとカブのひらひら煮、大きめキャベツと鶏だんごの炊いたん、オムレツ、鶏の照り煮など…
うちの家族が本当に好きな「普段のおかず」レシピ付き
感想・レビュー・書評
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「むりなく、むだなく、きげんよく」ええ言葉ですね。
料理本と思いきや、料理にまつわるエッセイ集です。
台所の改装のことや、家とは別に仕事場を持つにあたってのあれこれや、日常の過ごし方、もちろん料理に関することも。
テレビの料理番組で拝見する通り、やわらかい京言葉で綴られています。
そのうえ言葉の使い方が丁寧で、それでいてざっくばらんで、でもよく考えておられて、そしてとてもお茶目。
ふんふん、と納得することばかり。
まずは、野菜室でくったりなりかけている野菜たちを、何とか救済してやろう、と腰を上げたのでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「自分らしく無理せず、命を無駄なく使い、毎日を機嫌よく」
そんな暮らし方を軸に持つ料理研究家の日々のあれこれを綴られた本
「人生って、たのしんだもん勝ち」
気軽に読めるけれど、しみじみ考えさせられたり、優しいけれども元気も貰える、そんな心地よく読める本でした
私も日々を大切に暮らしたいと思います -
人気料理研究家の大原千鶴氏の食に関するエッセイ。
自身の自宅キッチンのリフォームがその発端のようである。
食のこと、キッチンのこと、食材のことなど、エッセイの内容を読んでいるとまさしく普通の主婦感覚が根幹にある。その上で著者が育った環境やセンスが生かされたものであることがわかる。また京都出身で、柔らかな京ことばで飾らない会話もその魅力の大きな要素だろう。