未来力 「10年後の世界」を読み解く51の思考法

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163916477

作品紹介・あらすじ

三木谷氏が「週刊文春」に連載し、大反響を呼んできた人気コラム「未来」が1冊になりました。
本書には、ツイッター買収で話題のイーロン・マスクとの秘話や、岸田首相らへの直談判、新規参入した球団経営の舞台裏、肌で感じた中国ビジネスの難しさ、暗号資産の将来性など、幅広いテーマが綴られています。
既得権益を譲らない行政、日本以上にIT化が進む諸外国、コロナ禍での働き方の変化。三木谷氏はいかにして壁を突破してきたのか。その先にどのような未来を見据えてきたのか。第一線で働くビジネスパーソンにとって、大きなヒントとなる51の思考法をお届けします。

感想・レビュー・書評

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  • 最近 赤字で 苦しんでいる 会社。

    でも この本を読んで

    大丈夫じゃねえ。

    と思えました。

    三木谷さんがいれば

    今後も うまく行くかなと 

    思います。

    ちょっと 楽天の株価 調べてみようかな。

  • ・感想
    三木谷さん書籍初めて読みましたがとても面白い内容でした。
    ※学びになる行動プラン、真似したいことがいくつかあったので今日から実行していきたいと思います。
    ・Todo
    ★A4の紙を用意して頭の中にぼんやり放置したモノや人、アイデアキーワードを書き出していく。
    ・未来構想にはハイパーアマチュアでどんどん突っ込んでいくことが大事。
    ・未来を見通した戦略を立てるには圧倒的に現場の情報を掴みにいく現場主義でないといけない。
    ★現場の1次情報を何よりも大事にする。
     イノベーションの現場にあるリアルな雰囲気を感じること。
    ★文通費など細かい金額のやり取りより日本でTeams Zoom、AWS、GCPなど海外サービスを当たり前に使っていることに疑問を持たないといけない。
    ・当たり前を知るためには英語力を徹底的に鍛える必要がある。
    ・エネルギーコストの高い国に未来はない。
    ★英語力は何よりも大事である。英語を当たり前に学習すること。

    語学は話す→聴く→読む→書くの順番でやる。

    ★多様なメディア記事を読み、経済、政治、社会、文化、科学に触れる

    ・テレビ局の未来はいかに良質なコンテンツを作れるかの投資にかかっている。
    ★新しいことを知る際にはとにかく足を使って情報を掴む。
    ・その際には色眼鏡を外す。
     →純粋に物事を見つめていく姿勢を持つこと。
     現場では本社の企画や開発現場には見えない違いがある。
     僕はこう思っているがどうでしょうか? と仮説を伝えることで、実はこういう症例も中にはあって と実態を教えてもらう。
     また改善点をそこから教えていただくケースも出てくる。

    ★事件は現場で起きている。「現物主義」がモノを言う。

  • 未来をテーマに三木谷さんが考えることについての本 一つ一つのテーマに対する分量はそこまで多くなくて、簡単に読みやすい。いつも三木谷さんが言ってることでそんなに目新しいこともなかった。

  • 「乗り越えるべき壁を自覚できれば、何百、何千という数の壁であっても前に進もうと動き続けられる」とあります。
    自分が将来どうなりたいのかを未来を思い描くときに大事になります。
    私、半澤洋もチームビルディングを通して出身の宮城に貢献したい想いで「ふるさとグルメてらす」のイベント事業や「ずんだらぼ」の事業を立ち上げました。自分の未来を具体的に思い描くことによって事業が成長、拡大してきました。

    私は20代は人と、30代は地域と、40代は社会と、50代は日本と、60代は地球と仕事をするビジョンを描いています。40代となる今年は社会と仕事をするためにも目の前に来る壁を乗り越えていきます。

    将来に向かって何か取り組みたいと思っている方、すでに取り組んでいる方にもオススメの一冊です。

  • シンプルに本質を捉えるという点は他の著名な経営者と同じスタンスに感じた。ただ企業グループの大きさも相まってスピード感が凄まじい

  • 楽天という会社の今までの経緯がよくわかる。それと、三木谷さんの政治観が強く感じられる。とてもいい本だとは思う。ただ、見出しにある思考法という何か法則的な物はこれといって書かれていない。自伝的な内容。

  • p28 貞観政要 3つの鏡
    銅の鏡 自分の表情を確認 歴史の鏡 過去から物事を学ぶ
    人の鏡 いまやっていることを周りがどう思っているかをしり、自らの行いを省みる

    p188 経済学は3つ マルクス経済学、マクロ経済学、ミクロ経済学
    マクロ経済学の均衡論
     経済における需要と供給は必ず均衡していくというケインズの経済学の理論。それに対して創造的は海外企業を成長させるといったのがジョセフシュンペーター

    p219 レアルとはスペイン語でキング

  • 日本は世界的に見て英語教育もITも弱く、今後は移民を受け入れていくことが必要といった内容。ビジネス書というよりは日記のようなかんじ。三木谷さんは日本や楽天の未来について考えているけど、自分は英語とIT勉強のモチベが上がるな、という個人的な思考で完全に止まっている。

  • 特に成功哲学のようなものではなく
    週刊誌のコラムをまとめてあるもの。
    でも凄い経営者てあることは間違いなし。
    あと英語学習の大切さを力説していて
    モチベーションアップになる。
    ガーシーについての記述は当然なし。

  • 【最強のアントレプレナーだから見える「世界の激変」】IT技術の進展は私たちの生活をどう変えるのか。日本の政治経済の問題はどこにあるのか。楽天・三木谷会長兼社長が全てを明かした。

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著者プロフィール

三木谷浩史(みきたに・ひろし)
1965年神戸市生まれ。88年一橋大学卒業後、日本興業銀行に入行。93年ハーバード大学にてMBA取得。興銀を退職後、96年クリムゾングループを設立。97年2月エム・ディー・エム(現・楽天)設立、代表取締役就任。同年5月インターネット・ショッピングモール「楽天市場」を開設。2000年には日本証券業協会へ株式を店頭登録(ジャスダック上場)。04年にJリーグ・ヴィッセル神戸のオーナーに就任。同年、50年ぶりの新規球団(東北楽天ゴールデンイーグルス)誕生となるプロ野球界に参入。11年より東京フィルハーモニー交響楽団理事長も務める。現在、楽天株式会社代表取締役会長兼社長。

「2014年 『楽天流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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