ペットと日本人 (文春新書 75)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166600755

感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • <閲覧スタッフより>
    今も昔もペットにはブームがあります。「人気だから」という理由で飼われていたペットたちの中には「思ったより大きくなりすぎた」「うるさくて、勉強の邪魔になる」という人間の身勝手な理由で収容施設に連れて来られるケースが後を絶ちません。その一方では、ペット・ロス苦しも人も多い…。ペットをめぐる問題に加えて、日本人の動物観にも触れています。ペットを飼っている人にも、飼いたいと思っている人にもおすすめです。
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    所在記号:新書||645.6||ウツ
    資料番号:20056156
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  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    文庫&新書百冊(佐藤優選)200
    ビジネスパーソン仕事術

  • なんで日本人が欧米人に比べて動物に残虐なのか、それがよくわかる内容だった。

    ペットブーム、
    ペットロスに苦しむ人間、
    殺処分の実態、
    動物観が形成されるまでの歴史、
    これからのペットとの付き合い方、

    1.炭酸ガス処分が、「苦しまない死」のような書かれ方をしていたことには疑問が残った。本当にそうなのかな。

    2.日本人は動物が殺せないからずっと草食だった。
    だから今は殺せないから、誰かに殺させる。
    結果、行政に任せる殺処分が通常になってしまったのか。

    3.やはりペット産業は衝動買いを助長させることがよくわかった。

  • [ 内容 ]
    犬猫の死に、精神科医のもとに通うほどの対象喪失反応を示す飼い主が急増している。
    日本人のペット観の底流を探る気鋭のルポルタージュ。

    [ 目次 ]


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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ライティングのドラフトの参考文献で借りた。
    結構興味深い話。
    日本のペットブームの影が見えてくる。
    ペットと日本人。
    日本人というか、
    ペットと人間。
    むずかしいな。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。医療、人物、教育、スポーツ、ペットと人間の関わりなど、幅広いジャンルで活動。なかでもフィギュアスケートの取材・執筆は20年以上におよび、スポーツ誌、文芸誌などでルポルタージュ、エッセイを発表している。『人間らしい死を迎えるために』、『ペットと日本人』、『猫を看取る シュガー、16年をありがとう』、『別れの何が悲しいのですかと、三國連太郎は言った』、『羽生結弦が生まれるまで 日本男子フィギュアスケート挑戦の歴史』ほか、著書多数。

「2019年 『スケートは人生だ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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