- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166602605
作品紹介・あらすじ
「石鹸は天然物だが合成洗剤は石油から作られた化学物質だから、健康にも地球環境にも石鹸は○で合成洗剤は×」。あなたはそう信じていないだろうか?実は石鹸は天然物ではなく、合成洗剤より健康や環境に良いという主張にも科学的な根拠はない。それどころか、石鹸を使えば使うほど環境が悪化する恐れさえあるのだ。本書は、合成洗剤は排除されなければならないほどの「悪者」ではないことを明らかにしつつ、過剰な石鹸安全信仰に警鐘を鳴らす。
感想・レビュー・書評
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エコ・ロハスな人に意外と多い「石鹸は安全、合成洗剤は危険」という偏った認識を正す解説書。環境問題全般に関する本ではありませんが、この本から、「安全性とは何か」という環境問題の基本となる考え方を学ぶことができます。
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[ 内容 ]
「石鹸は天然物だが合成洗剤は石油から作られた化学物質だから、健康にも地球環境にも石鹸は○で合成洗剤は×」。
あなたはそう信じていないだろうか?
実は石鹸は天然物ではなく、合成洗剤より健康や環境に良いという主張にも科学的な根拠はない。
それどころか、石鹸を使えば使うほど環境が悪化する恐れさえあるのだ。
本書は、合成洗剤は排除されなければならないほどの「悪者」ではないことを明らかにしつつ、過剰な石鹸安全信仰に警鐘を鳴らす。
[ 目次 ]
第1章 そもそも洗剤とは何か
第2章 どういう安全論争がなされてきたか
第3章 合成洗剤は体に悪いか
第4章 合成洗剤は環境によくないか
第5章 トータルで洗剤の得失を考える
第6章 これからの課題
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[ 参考となる書評 ] -
大切なことは、石鹸にしろ洗剤にしろ、頼りすぎないこと。それだけのことが、みんな分からない。