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- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166603473
作品紹介・あらすじ
地図を作った陸地測量部員たちは地図もなしに、なぜ峻険なアルプスの頂に立てたのか?「日本アルプス」の名を世界に広めた英国人宣教師ウェストンが、山麓でまず頼ったのは誰か?これまで"外来"の登山者の側からしかスポットを当てられなかった近代の登山史を、幕藩体制の時代から山々を否応なく生業の場とし、近年では遭難時に救助態勢を組まざるを得ない"地元"の苦闘の視点から捉え直した画期的な北ア史。営業小屋開設百年を期して贈る。
感想・レビュー・書評
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2022/8/20購入
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登山を終え帰宅した後ほど、山でつけた山行記録を見返えすと山での記憶が蘇る。登山の楽しみの一つだ。
そこに山行で実際に利用した登山道や山小屋の歴史が加わればもっと生き生きとした記憶になり、また挑戦心を掻き立てられる。
本書は北アルプスの歴史書だ。
登山は登頂する楽しみ方が強い。しかし宿泊した山小屋で酒を楽しんでいる時にその小屋の歴史を知っていれば、一興、話のツマミとなろう。新しい楽しみ方が増えるに違いない。 -
少し古い本なので、実情とは多少異なるけど、昔の話は興味深く読めた。
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