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- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166603886
感想・レビュー・書評
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本の整理中に発掘して流し読み。
辞典であり事典。
8年程前の本で一部は時代を感じさせるが、
例えば第46回総選挙では消えた「マニフェスト」という表現や、
今も世論調査の中心となる「無党派層」なる存在などの項目は、
今読んでも変わっていないなとシニカルな笑いが出る。
まぁシニカルに笑うだけでは何も変わらんのですけどね。
最も印象に残るのは「政党」という存在の不明瞭さ。
制度的な側面も去る事ながら、政党と政治家の力関係では本来政治家が勝るべきだと思うのだけど、いつの間にか政党自体が意志を持ったかのように政治家を縛り付けているだろうと思われる。
政治を考える上で、もっと政党の存在を問う環境があってもよい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
政党の事務方を長く勤め上げた政治アナリストの政界裏話。毒舌っぷりが面白い。アンブロウズ・ビアスの同名書をもじったタイトルなんだけれど、いかがわしさが十分伝わってくる。
政治家なんぞ誰がなるんかいと思ってはいるんだが、内と外とは大違い。
やってみるとこれだけ居心地の良いものはないらしい。
けれど、選挙の洗礼はいやーだなー、でも参議院議員はどマイナーだからこれまたイヤだし。
本能的に選挙を嫌う姿勢が残っていて、内心ほっとしたかも。
議会政治は一応機能しているんだろう。
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