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- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166606009
作品紹介・あらすじ
戦後の東京で見かけたもの、爆弾あられ、チョコレート、手作りラジオ、フクロウ、トンボ、小平事件、メチル中毒、夜鍋、停電、馬車、ジープ、木製エスカレーター、日の丸、デンチク、テレビ。人も世も誇りを失った戦後-バラックが並ぶ埃っぽい神田の地に平屋が建ち、二階が載るまで10年。材木商を営む一家は、下町東京人の変わらぬ矜持で混乱を静かに乗り越えた。戦後の日常生活記。
感想・レビュー・書評
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2016年7月18日、読了。
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自分が年をとったとき、自分が若かった時代を、これくらい詳細に、エピソードを盛り込みつつ語れるだろうか、そんなことを考えながら読んだ。よい本。
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2008/07/02
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これもタイトルどおりの本。著者が体験した戦後の東京の下町の光景について思い出語りをしている。
視点がいいのか語り口がいいのか分からないが、そんなに個人の自己満足という感じはうけなく、歴史の裏側を垣間見たような感覚になれる。
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