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- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166606368
感想・レビュー・書評
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カラヤン、バーンスタイン、ロストロポーヴィチをはじめフルトヴェングラー、トスカニーニ、カラスなどなどの巨匠のラストコンサートがどのようなものであったかをまとめた一冊。演奏家が意図したラストコンサートが実はいかがわしいものだったり、図らずも最後になった、など面白い話がある。
p.265からの「おわりに」という章で、筆者のラストコンサートについての考察が書かれている。ここも興味深い記述が多い。なかでも以下の部分についてとても共感を覚えるのであった。
「知る限りにおいて、その後カムバックしないということも含めた上での完璧なファイナルコンサートは、二つしかない。どちらも、テレビであったが、リアルタイムで見た。」
著者の中川氏は1960年生まれ。同世代である。詳細をみるコメント0件をすべて表示