生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント (文春新書 868)
- 文藝春秋 (2012年7月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166608683
作品紹介・あらすじ
人気漫画家・西原理恵子さんが、波瀾万丈な人生経験をふまえて、恋愛、家族関係から仕事、おカネの問題まで、あらゆる悩みに答える「人生相談」エッセイです。
表紙カバーに西原さんのイラストが使われるほか、重松清、角田光代、しりあがり寿といった著名人からの相談に漫画で答えるコーナーもあるなど、文章でも絵でも楽しめます。
感想・レビュー・書評
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この著者の漫画は読んだことはない、と思う。
インパクトのあるタイトルに魅かれて読んだ。
いや~、面白かった!
悩める人の相談に、ドンピシャの回答。
時には名回答、迷回答!
悩みを持つ人は、大体真面目な人が多い。
なので、吹き出してしまうくらいの楽しい回答だと、
一気に肩の力が抜けて、はあっと息が付けそう。
人生経験の厚さが、回答の重みに加わっている。
関西ことばが、あったかい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分に当てはまる悩みがあんまりなかったのでそんなに心に残ってはいませんが、凝り固まった考えだけでなく色んな角度や目線からの考えもあるんだなあと改めて思える本でした。
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割と納得する回答も多かった。
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素直な気持ちに誠実に。悩むことは考えないこと。を具体的に示しているように感じました。優しい。
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回答がやや雑に感じるのは作者のふだんの持ち味なんだろう。
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「正しく」あろうとして自分を苦しめてはいないか、と自問しました。
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著者、西原理恵子さん、どのような方かというと、
ウィキペディアには、次のように書かれています。
西原 理恵子(さいばら りえこ、1964年11月1日 - )は、日本の漫画家。一般財団法人高須克弥記念財団理事長。
高知県高知市出身。1988年『ちくろ幼稚園』でデビュー。前夫はカメラマンの鴨志田穣、パートナーは高須クリニック創業者で東京院院長の高須克弥(事実婚)。代表作は『ぼくんち』、『毎日かあさん』など多数。
1996年に企画された旅行体験ルポ漫画『鳥頭紀行』のアマゾン取材旅行で、カメラマンとして同行して知り合ったフォトジャーナリスト鴨志田穣と結婚。やがて一男一女をもうけるも、鴨志田のアルコール依存症やDV、西原の多忙によるすれ違いなどが原因で2003年に離婚。
鴨志田譲さんと結婚されていたのですね。
戦場カメラマンとしての鴨志田穣さん(1964年7月2日 - 2007年3月20日)は、私は高評価しています。
しかし、アルコール依存症やDVがあり、妻としては辛いものがあったでしょうね。
で、本作の内容は、次のとおり。(コピペです)
人気漫画家・西原理恵子さんが、波瀾万丈な人生経験をふまえて、恋愛、家族関係から仕事、おカネの問題まで、あらゆる悩みに答える「人生相談」エッセイです。
表紙カバーに西原さんのイラストが使われるほか、重松清、角田光代、しりあがり寿といった著名人からの相談に漫画で答えるコーナーもあるなど、文章でも絵でも楽しめます。 -
そんな考え方もあるんだって思ったら笑えてきた
悩んだ時はシンプルに考えようと思った
単刀直入でわかりやすい言葉で書かれていて面白かった -
物事を斜めから見ると救われる時ありますよね。客観的に自分のコンディションがわかったり、肩の荷が降ろせたり。他人の人生相談を肴に人心地付けます。
そんな肩肘張らず生きやすくなるヒント集。人にとって大事なものがはっきりしていて、コメントがブレないところがカッコいい。