- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166611140
感想・レビュー・書評
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医療介護現場の食に対する現状を的確に表わしていると感じました。
「病院に入院したから、医師に任せたから、安全」
という考えはやめた方がいいと、多くの人に気づいて欲しいです。医師や病院が判断したからといって、全てが患者に良いこととは限らないと思います。
誤嚥や肺炎のリスクがあるからと言い、
よく調べもせずに禁食にし、患者の身体にリスクを負わせる…
食べることを止めるのは簡単です。
しかし、その禁食が患者からどれだけ多くの幸せを奪うのか、医療関係者は考え直すべきだと私は思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高齢者の食事支援について知りたいと思っていた時に発売され購入。
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「口を鍛えて、いつまでも健康!」いい標語です。おいしく、楽しく、安全に食べることは、介護の現場でも常に重用ししています。言いまわしに引っ掛かるところや、仕事柄同意できないところ(在宅介護が一番)もありますが、お薦めの一冊です。個人的には「フレイル予防プロジェクト」が地域の高齢化対策に取り入れられないか興味があります。
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知多半島に住んでいる要介護認定を受けていない65歳以上の健康な高齢者4,425人を4年間に渡って追跡した結果は、「20本以上自分の歯がある人と、しっかりと入れ歯を入れている人とでは、認知症になる割合はほぼ同じで。それに対し、歯が19本以下で入れ歯を使っていない人が認知症になる割合は約2倍。」
藤田保健衛生大病院では、あらゆる職種が150名集まる日本一ともいえる「栄養サポートチーム」が活動している。