ゲノムに聞け 最先端のウイルスとワクチンの科学 (文春新書 1355)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166613557

作品紹介・あらすじ

いまだ世界的な感染収束が見通せない新型コロナウイルス感染症。変異を繰り返して感染力を増すウイルスと戦うためには何が必要なのか。生物やウイルスの設計図である「ゲノム」の視点から、ウイルスとワクチンに関する最先端の知見をわかりやすく解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 【蔵書検索詳細へのリンク】*所在・請求記号はこちらから確認できます
     https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/465930

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50279203

  • 新型コロナの理解には、ゲノムへの理解が不可欠であり、一般向きに実に優しく解説してくれている。最終章にある万能ワクチンの可能性には期待したい。

  • 生物やウイルスの設計図である「ゲノム」の視点から、新型コロナウイルスや新型コロナワクチンについて解説された一冊(著者は日本のゲノム研究の第一人者である中村祐輔さん)。2022年4月に「ヒトゲノムの完全解読に成功」というニュースが出ている事もあり、今盛り上がっているゲノムの免疫周りの話を中心に語られていて非常に面白かった(変異株にも効く万能ワクチンの話が特に面白かった)。ゲノム視点でウイルスやワクチンの最先端の知見を知りたい人にオススメ。

  • 【コロナとワクチンのすべてがわかる!】ウイルスはなぜ変異するのか、mRNAワクチンはなぜ効くのか。ノーベル賞候補に挙げられるゲノム医療の第一人者がやさしく解説。

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著者プロフィール

1952年生まれ、医師、医学博士(ゲノム医科学・がん)。東京大学名誉教授、シカゴ大学名誉教授、公益法人がん研究会がんプレシジョン医療研究センター所長。90年代より人の個性に基づくオーダーメイド医療(プレシジョン医療)を提唱し、推進に取り組む。大阪大学医学部卒、外科医として勤務後、渡米。87年、米国ユタ大学人類遺伝学教室助教授、89年、財団法人癌研究会癌研究所生化学部部長、91年大腸癌抑制遺伝子APCを発見。94年、東京大学医科学研究所教授、翌年より同研究所ヒトゲノム解析センター長。2000年から遺伝子多型研究プロジェクトを率い、2002年世界で初めての全ゲノム相関解析を報告。2005年、理化学研究所ゲノム医科学研究センター長を併任。11年、内閣官房参与・内閣官房医療イノベーション推進室長を併任。12年よりシカゴ大学医学部教授、個別化医療センター副センター長。2018年帰国、公益法人がん研究会がんプレシジョン医療研究センター所長、18年に内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)プログラムディレクターに就任、「AIホスピタルによる高度診断・治療システム」プロジェクトを率いる。

「2020年 『ディープメディスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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