パリ (文春文庫 き 11-2 世界の都市の物語)

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  • 文藝春秋
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167102043

感想・レビュー・書評

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  • 西洋中世史の研究者である著者が、エッセイの形式でパリの歴史と文化を紹介している本です。

    1992年に刊行された本であるということを差し引いても、観光旅行でパリを訪れるというひとが、ガイド・ブックとしてたずさえていくという利用の仕方ができるかというと、すこし厳しいように思います。ただし、パリの歴史と文化についてもうすこし深く知ることで、そこに暮らしてきた人びとの姿に迫ってみたいという関心に、ある程度こたえてくれる本なのではないかと思います。

    欲をいえば、パリを中心とするフランスの文化史、とくに芸術とのかかわりについても、もうすこし触れてほしかったように思います。

  • パリという一大文化圏を把握するには良い書であると思う。ベンヤミンのパサージュ論もこれを読んだ上なら飲み込みも早いことであろう。ちなみに個人的には馬車に色々と種別があることを知れたのはよかった。

  • Parisの特徴をきっちり書いてくれてます。初めて旅行する時に読んでみるといいですよ〜。

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