新装版 蝶の戦記 (上) (文春文庫) (文春文庫 い 4-76)
- 文藝春秋 (2001年12月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (457ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167142773
感想・レビュー・書評
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時代小説らしく、時代背景が書かれているところが多く、なかなか進まない所も多かった。
くノ一の於蝶が活躍する物語、くノ一らしく女の武器を使って任務を遂行する。まだ若く、結婚か忍として生きていくかなど悩んだりするところも良い。
下巻も読んでいく。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上巻読了。
甲賀の女忍び、於蝶の活躍を描いた戦国忍者モノ。
同著者の「真田太平記」に登場する“お江”という女忍びを彷彿させるな・・。と思っていたら、「真田太平記」に出ていた甲賀の頭領・山中俊房が本書にも出てきました。何気にリンクしているのでしょうかね。
で、お江さんは武田サイドの忍びでしたが、本書の於蝶はライバル・上杉謙信の為に忍び働きをします。
謙信のストイックさには徹底していて、その清廉さに於蝶はじめ、配下の者たちが惹かれるのもわかる気がしますね。
まさに群雄割拠の時代が舞台だけに、読んでいてワクワクします。下巻では於蝶がどのような活躍を見せてくれるか、楽しみです。 -
上杉謙信の一本気に惚れた於蝶は素敵
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桶狭間の戦い、川中島の決戦など、信長、謙信、信玄、木下藤吉郎、柴田勝家などの時代に暗躍した甲賀の忍びの物語。於蝶(おちょう)20歳の忍びの戦いと恋愛の長編物語。池波正太郎「蝶の戦記(上)」、2001.12発行。
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織田信長が尾張を制覇する少し前の上杉謙信が二番目の主人公という物語。主人公の女忍びは妖艶であどけなくおもしろい。一番興味深いのは、主人公の師匠のおばばさま。これは凄い忍者です。
歴史の勉強にもなり、ハードボイルドなヒューマンドラマありでおもしろい。 -
★★★★☆
池波還是一樣好讀。本卷重點為川中島之戰,於蝶的造型頗具說服力,謙信公令人肅然起敬。期待下卷。 -
乱世故、登場人物が多い。
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全巻読了
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忍モノ 上下巻
女忍の於蝶の若き頃からを描いた話
池波さんの忍モノ作品は 数多くありどれも魅力的なわけですが・・
その忍モノに登場する人物の中でも 私は於蝶が一番好きですので
この本は面白かったですね^^
おそらく忍キャラの中で 於蝶が一番愛されてるキャラだろうとは思いますが^^