- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167152093
感想・レビュー・書評
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第二次世界対戦を側面から知るきっかけ。
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目次:泥の花、ロマノフカ村、邂逅、波子、夜咄、参考資料一覧、<対談>満州国のまぼろし 半藤一利 なかにし礼
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恵まれた僕達にはない貪欲に生きる姿勢に心を打たれました。
戦争という過酷な時代だからこそ、その中で生きる人達の生き様は残酷なほどロマンチックです。 -
この人は今は才能あってお金があってもてそうなおじさんだけど、本当に苦労した時代があったというのは、彼のどうしょうもない兄について書いた本でよくわかったのですが、こちらは、混乱の時代をたくましく生き抜いた母親が主役。面白くてどんどん読めちゃいますが、私にはちょっと展開が早くて、もう少しじっくり読ませて欲しいような気がしてしまいました。2004年2月読
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果華の絶頂から一転、奈落の底へ。頼りにしていた夫との再会も束の間、勇太郎は強制労働に取られ、病で命を落としてしまう。すべてを失い、夫の屍を乗り越え、食うや食わずで二人の子供を守る母・波子。そんなとき、密かに思いを寄せていた男・氷室の消息が聞こえてきた。再会に胸躍らせる波子だが、彼女の前に現れたのは、阿片に体を蝕まれた廃人同然の男だった…。母として子供を守るか、女として一人の男を愛するか?極限の選択が波子に迫る!家族、愛、究極の選択。自伝的大作。