犬のいる窓 (文春文庫 ひ 1-58)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 106
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167168582

作品紹介・あらすじ

山の手の住宅地で飼犬が次々と毒殺される。事件は三年前の交通事故に関係あり、とみた犬の訓練士と気弱な獣医のおかしな二人が、愛犬ビーグルと共に謎を追うユーモアミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 小学校時代の同級生、大山源太郎と小柳忠介の犬のからんだミステリー作品。犬を中心に物語が展開していくのが可愛い作品になっている。源太郎は忠介に対してそんなに気にとめる様子はなく、むしろ煙たがっている風でもあるが、最後は容認しているあたりは今後2人はどんな関係になるのか考えを巡らせると面白かったりするのだが、まあ、それは匂い系の作品の一つという感じで終わるけど。

  • ラストの方に主人公の父親の警察犬訓練士が「犬が家族の一員としてその家の窓辺にいる」ことを考えて犬を育てているとあります。窓辺・・・外側なのかなと、思ってしましました。そもそもなぜ窓辺なんだろう?そんな気がする小説でした。

  • '94読了。

  • 再読です。

    最近猫の話ばっかりだったので、

    犬の出てくる話でも・・・と思って。

    内容も面白いですが、

    忠介が可愛く見えるのは私だけですかね?

    いたしてるときに忠介を思い出してしまうなんて

    もう罠にはまってますな。(笑

    地味に出てくるお弁当が美味しそうで、

    読んでるとお腹がすきます。

  • 全体的にはちょっとだらだらしていた感も否めないが、
    ゆっくり展開したので分かりやすかった。
    http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-155.html

  • 犬殺しの犯人を追う。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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