アキハバラ@DEEP (文春文庫)

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著者 : 石田衣良
  • 文藝春秋 (2006年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (542ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167174118

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アキハバラ@DEEP (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • 秋葉原、オタク、AI(人工知能)、略奪と奪還がキーワードの石田衣良さんの冒険活劇です。
    今でこそAKB等のアキバ発のPOPカルチャーが広く活躍していますが、2002年当時に秋葉原という電脳街を舞台にこんな面白い話を書いていたのですね。
    一見どこにでもいそうなオタク達がネットのコミュニティーを通じてチームを結成、HPの目玉として作ったコンテンツ・ツールが世界のネット社会の常識を根底から変えてしまう様な大成功をおさめ…
    とここまで書くと順風満帆の様に思えますが、その過程でIT社会を牛耳ろうとする強大な敵が登場し、手痛いダメージを受け反撃ののろしを上げる…といった物語です。
    登場する悪役が、まんまホリエモンやソフトバンクの孫正義を連想させ、ビジュアル的にもそっくりに描かれているところなど笑えます。
    石田作品はストーリーやキャラ設定が面白く、読んでいて頭の中に情景が浮かぶのですが、この作品もTVドラマや映画になっていて口コミ評価も良いので、またの機会にチェックしたいです。
    実に400ページを超える長編小説ですが、さすがの石田作品、あっという間に読み終えてしまいました。
    ライトな作風の石田さんがディープに掘り下げたオタクの世界観、面白いですよ。

  • だいぶ前に買ったものの、PC音痴すぎてAI?サーチエンジン?なにそれ?おいしいの?状態になってしまい、読みかけで放置していた本。

    ようやく読み終えました。読みづらかった、、
    PC用語は相変わらずよく分からないので完璧に理解しての評価じゃないけど、衣良さんの作品群の中では理系男子向けの本かなぁ。私はPCに限らずオンラインゲームやチャット、RPG等全て初心者レベルなので、解釈色々間違っているかも。

    吃音、女性恐怖、色素欠乏症など個性豊かなオタクたちが結束して、自ら考え学習するサーチエンジンを生み出したものの、大手との提携を拒んだらえらい目に遭い…大切なものの奪還を試みるというのがおおまかなストーリー。

    「すごい才能があるのに活かせていない」電脳オタクさんはネットの世界でたまに見かけるけど、彼らが結束して本気を出したらこんな風に…はならないか。

  • パソコン関係を少しでもかじってないと読みにくいかも?というのが初発の感想かも。
    それさえ大丈夫なら、登場人物がひとくせもふたくせもあるので読みやすいです!
    タイトル通り、秋葉原を舞台にしているので読んでいると秋葉原に行きたくなります^^
    クルーク(作中登場するサーチエンジンの名前)があったらなぁって思ってしまいます(笑)

  • 2回目。
    吃音や超潔癖症など、どこかしら欠陥のある6人だけど、一つの目標に向かってまっすぐに進んでいくと、とてつもなしパワーが生まれる。
    6人のように仕事に取り組めるのって羨ましい。私には絶対無理だってわかってるから。

    ドラマ観たくなってきた!

  • プロローグだけ読んで意味が分からなくて「あ、駄目かも」と思いかけたのですが、途中から加速度的に面白くなって、一気に読んでしまいました。いいぞ、オタク。

    途中・途中で都合よすぎないか?と感じる部分もなくはなかったのですが、アキハバラ系ではなくとも、ディープになにかにのめり込んだ人間の繋がりの濃さや絆の強さ、得意分野における凄まじい情熱と能力などは多少なりとも理解できるので、許容範囲内でした。あと、喜んで檻に入るフリーターの話、ちと怖かった。リアル。

  • 子供が喜びそうな本だな。
    20年前くらいに読むと、もっとエキサイティングだったろうな。技術は進歩するものだ。えらく昔の話ように聞こえる。

  • 社会からドロップアウトした5人のおたく青年と、コスプレ喫茶のアイドル。彼らが裏秋葉原で出会ったとき、インターネットに革命を起こすeビジネスが生まれた。そしてネットの覇権を握ろうとする悪の帝王に、おたくの誇りをかけた戦いを挑む!TVドラマ、映画の原作としても話題の長篇青春電脳小説

  • クルール、ページ、ボックル、タイコ、アキラ、イズム、ダルマ

  • 出だし面白かった!なぜか途中から失速した感があるのは、最後がアクション全開だったからかな。。相変わらず衣良さんの描くキャラクターは魅力的。内向きな子たち(といっても大人だけど)が大事なものを守るために攻めていくのが良かったです。

  • 弱いものが進化する

    石田衣良さんの知識の豊富さに脱帽。なんなんだでしょうね、作家って。石田作品でいつも感じる、人間の優しさとか温かさをを今回も感じられて嬉しい。ホッコリ。

  • AI検索エンジン クルークの争奪戦

  • 面白かった!!
    「IWGPの秋葉原版かな?」
    と思って読み始めたけど全然違いました。
    シリアスさが無いからとても軽く、
    エンターテイメントとして単純に楽しめました♪

    長編なのに一気にサクサクと読めてしまう。
    初めての長編小説にオススメです!!

  • 石田衣良作品の長編は初めてだが、思ったより面白かった。キャラクター設定やデジタル誘拐などもよくできている。

  • 『池袋ウエストゲートパーク』SF風味。
    根本的に石田衣良という作家と、秋葉原という街の相性が悪いように思う。
    物語自体は面白いけど、オタク的にはツッコミ要素も多い。
    ただライブドア事件以前に、これを書いていることは評価できる。
    話の流れ自体は単純だから、もう少しコンパクトに出来たんじゃないかとも思う。

    全体的な話の流れは『東のエデン』に、よく似てる。
    クルークの立ち位置と機能は、Juizに似てるし。
    『東のエデン』の下敷きにしたのかな?って感じがする。
    武闘派とオタクが手を組むというのは、少し『メタルギアソリッド』にも
    似てるかも。

    語り手としてクルークの語る言葉は『攻殻機動隊』の人形使いの相似形を描いてる。
    『ガンダム・センチネル』のALICEも同じようなこと言ってるし。

    いくら闇で手に入れたと言っても連載当時に既に「Windows XP」は
    リリースされたし、仕事用に使うマシンに悪名高い「Win Me」は無いと思う。
    せめて「Win 2000」が妥当だと。
    金さえ出せば、何でも手に入れるのに、わざわざ評判の悪いOSを
    入れてくる理由が謎。
    ブログとかもメディア特性が変わっちゃってる部分は、時の流れを感じる。

    それから『未来少年コナン』とか、ウルトラ警備隊だとか
    80年代以前のアニメとか特撮に対しての描写は詳細なのに
    『ガンダム』関連になると「赤い彗星のザク」とか、「ザクのビームライフル」とか
    途端にザックリするから「この人『ガンダム』知らないんだな」って思う。
    等身大ザクを欲しがる人間は、決して「赤い彗星のザク」とは言わない。
    それと『ラーゼフォン』の戦闘服って、TERRAの制服?
    ストリート関係には明るいけど、オタク要素は疎いんだなって感じる。

    実写より、アニメとか漫画寄りの題材の気がする。
    他の五人はどうとして、いかにもなアキラにハマる人材がいない。
    あとダルマって『MOZU』の後だと、どうも悪役に思える(笑)

  • アキハバラを舞台にしていたので、読みながら何だか懐かしい気分にもなりました(笑)
    起業して、熱い気持ちで夢中になって働いてる姿が良いなぁ!て思う反面、悪い人には注意しなきゃならないってなんだか勉強になりました。ITに強いって、やっぱり武器になるね。

  • 個性的なキャラたちが秋葉原で最高のAIを誕生させる。そのAIをめぐって事件が起こる。

  • 初石田衣良作品。面白かった!

  • 下北サンデーズにも似たところがある、成功と大きな権力との戦いの話だけどこちらは圧倒感がすごい。一人ひとりの個性が光り魅了される切り口に心躍る小説であろう。

  • すっごく久しぶりに読んだら、とても時代を感じる話になってました。

  • デジタルの世界、無縁でもあり身近でもあり。
    ジェットコースター小説かと思っていたけど、心に響く作品だった。映画化されているので見てみよう!

  • 「THE ONLY WAY IS UP.(ここより下に階層はない。あとは浮上するだけ。)」
    社会にうまく適合できない主人公たちは、それぞれが別々のタイミングで「ユイのライフガード」に辿り着き、導かれて、共にインターネットに革命をもたらす仲間と出会う。

    前半は、主人公たちが会社をつくり、“自分たちだからこそできる仕事”に打ち込み、画期的なツールAI搭載検索エンジン“クルーク”を生み出していく過程の物語であり、読んでいてベンチャービジネスの面白みも感じられます。
    後半は、がらりと雰囲気が変わり、卑劣な手により“クルーク”を奪いとっていった灰色の王様に、自分たちらしく楽しく闘いを挑むという内容。 本文でも書かれているが「勝利が確定した闘いについて語るのは、いつでもこころよいものである。」であり、終わりに向かって進むストーリーに合わせて爽快感を感じることができました。

    「おたく」たちの街・秋葉原の不思議な魅力の一部を感じられたような気がします。

  • (前略)わたしがやっているのはひとく混乱している人の話をきいて、ごちゃ混ぜになったファイルを整理してあげるだけ。そのときはすっきりするかもしれないけど、地雷は依然として、同じファイルのなかに残っている。問題は解決なんかされない。

    (前略)自分にしっくりくる方法を好きなように選べばいい。どうせ間違いを選ぶことはできないんだから。

    (前略)自分の心が氷みたいに冷めてたら、世のなかにおもしろいものなんて、なにひとつないよ

  • 初めて石田衣良の長編を読んだ。最もヒーローから離れた存在の、ヒーローものだった。愛する子どものため悪の怪人と闘うというアメコミ的王道ストーリーの、オタクバージョンといった感じ。コンプレックスと特殊技能を持った青年たちが大企業に一発食らわせる爽快ストーリー。武器はパソコンとか機械仕掛けのグローブとか、音による攻撃とかなんとも電脳チック。メインキャラクターのうち唯一の女性が一番ヒーローらしいというのもなんとも面白い。大阪住まいだから秋葉原のことは知らないが、フィクションにもかかわらず、アキバの持つとてつもないパワーがひしひしと伝わってくる快作。うじゃうじゃ出てくるネット、機械知識も面白い。

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社会からドロップアウトした5人のおたく青年と、コスプレ喫茶のアイドル。彼らが裏秋葉原で出会ったとき、インターネットに革命を起こすeビジネスが生まれた。そしてネットの覇権を握ろうとする悪の帝王に、おたくの誇りをかけた戦いを挑む!TVドラマ、映画の原作としても話題の長篇青春電脳小説。

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