心に残る物語――日本文学秀作選 危険なマッチ箱 (文春文庫 い 47-12)
- 文藝春秋 (2009年12月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167174156
作品紹介・あらすじ
石田衣良氏が選び抜いた14篇。石川淳、星新一、井伏鱒二、吉田健一、山川方夫、山本周五郎-石田ファンはもちろん刺激的な読者体験を求めているすべての方々に贈る、危険とおもしろさが横溢した作品群。
感想・レビュー・書評
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他の人のオムニバス
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石川淳『紫苑物語』
色川武大『ふうふう、ふうふう』
西東三鬼『「神戸」より第九話「鱶の湯びき」』
星新一『おーいでてこーい/月の光』
井伏鱒二『朽助のいる谷間』
斎藤緑雨『「眼前口頭」他より』
吉田健一『饗宴』
岡本かの子『鮨』
江戸川乱歩『防空壕』
川端康成『日向/写真/月/合掌』
内田百閒『「東京焼盡」より第三十八章、第五十六章』
山川方夫『昼の花火』
山本周五郎『大炊介始末』
芥川龍之介『「侏儒の言葉」より』
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衣良が選んだ14編なので大いに期待して読んだが、何だかわかり難い。
心に全然残らない。
がっかり。 -
石田衣良が選ぶ秀作短編14作。
中でも一番最初、石川淳の『紫苑物語』の日本語の美しさに魅せられる。その他、定番の星新一、井伏鱒二、川端康成等。
岡本かの子の『鮨』もいい。テンポ良く読み終えられる一冊。 -
14作品 14人の作家が、個性あふれる物ばかり。
名前の知らない作家も2人ほどいたが、この機会に、読んでみた。
やはり、読み慣れた、星新一、江戸川乱歩、川端康成、山本周五郎、芥川龍之介が、さらっと、読みやすかった。
このような秀作選が、無いと、読まないで、そのまま人生を終えるところであった。 -
売れっ子作家が薦める本ということで、こういうきっかけなくして読まない作家の作品に触れさせていただいた。
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【ひとことポイント】
火の取り扱いは、慎重に。人生は火遊びだ。
石田衣良の選んだ、短編集。11人の作者による、人生を書いた物語。
人生は、マッチ箱に似ているという。慎重に扱わねば、火がついて火事になる。しかし、大切に扱いすぎるのは、ばかばかしい。そして、危険だからこそ、人生は面白い。
<健康栄養学部 M>
企画コーナー「成長する本棚」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。
展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2013/6/6~】
湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1571460 -
返却期限がきてしまい、途中で断念…
古い作品だからか、なかなか読み進められなくて。
機会があればまた借りよう。 -
これまた興味深い本。石田衣良が選んだ作品たちを集めた物。この本を読まなければ一生出会わなかったであろう作品から私の好きな人の作品まであり興味深かった。昔の人の作品は難しく理解出来ない物もあったがそれも含めて良かった。