- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167177539
感想・レビュー・書評
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今回の明るいボヤキテーマの最高峰はサッカーだろう。足蹴にし、頭突きをかまし、手ではさわってやらないボールのあわれ。ラグビーのボールは、敵と奪い合って大切に自分ちへ持ち帰ろうとする。対してサッカーのボールは、自分の陣地には入れさせまいとキーパーなる警備員を置き、こんなもの相手の陣地に蹴り込んでおけというまるで疫病神扱い。ホントだ。
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読書録「明るいクヨクヨ教」3
著者 東海林さだお
出版 文藝春秋
p45より引用
“ぼくはさつま揚げを見ると、どうしてもかじらずにはいられな
くなる。
タイソンとホリフィールドの耳の関係に似ているかもしれない。
”
エッセイストで漫画家である著者による、食べ物やスポーツな
ど極めて身近な話題を扱ったエッセイ集。
魚河岸見学からフタを叱る話まで、対談を間に挟んで書かれて
います。
上記の引用は、さつま揚げを食べに行く旅行の回での一文。
今となっては懐かしい話ですが、当時は衝撃的な出来事でした。
比類なき強さを誇った世界チャンピオンの、戦い方などの変化に、
それほどファンでもなかった私でも寂しく思ったものです。
あらゆる事物を面白く描き出せる著者は素晴らしいと思います。
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冬季オリンピック大批判のジャンプ競技が、”しゃがんで伸び上がった”だけだとの批判。ナガノのジャンプはTVでしっかり見て、大会後は小野学コーチの本とNumberまで買いそろえて読んだので、しゃがんで伸び上がっただけの競技に熱狂していたのかーと思うとなんだか恥ずかしいです。
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旅のお供にショージさん。寅さん的旅館泊まってみたいかも
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「ふたを叱る」が良かったなぁ。柔らか頭になれていいです!あと、でっかいスイカを食べるエッセイ。サイコーにいいです。笑えます。