闇の傀儡師 (カイライシ) (下) (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167192099

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  • 10代将軍•家治(いえはる)の世子•家基(いえもと)は、16歳の若さで急逝する。11代将軍を継ぐのは御三卿の一つ•一橋治済(はるさだ)の子•家斉(いえなり)【この将軍は子どもを50人以上設けたことで有名ですね】
    目的を遂げた老中•田沼意次と一橋治済は、これまで走狗としてきた八嶽党の抹殺を始める。八嶽党の中に協力者を見出していた鶴見源次郎は、公儀隠密の協力者も得て八嶽党の生き残りを救出に向かいます。

    歴史上の実在人物は登場しますが、歴史小説ではなく、あくまでも"伝奇小説"です。巨大な陰謀に加担する秘密組織や、剣の道にその身を捧げた剣豪同士の秘剣を駆使した戦いなど、奇想天外で波瀾万丈の物語。いやぁ、楽しい。楽しいのが一番です。

  • 2018.11.2(金)¥180(-15%引き)+税。
    2019.9.17(火)。

  • H27.5.3~H27.5.8

  • 武士の身分を捨てて筆耕稼業で生活している元御家人の主人公が、ひょんなことで大きな陰謀に巻き込まれていくストーリー。
    主人公は天才的な剣術使いでもあるんだけど、
    テレビの時代劇と違って勧善懲悪とはいかないストーリー展開に、
    藤沢周平作品の新たな魅力を見つけました。

  • 100413(n)
    100512(n)

  • 終わり方が少し尻切れ? 

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著者プロフィール

1927-1997。山形県生まれ。山形師範学校卒業後、教員となる。結核を発病、闘病生活の後、業界紙記者を経て、71年『溟い海』で「オール讀物新人賞」を受賞し、73年『暗殺の年輪』で「直木賞」を受賞する。時代小説作家として幅広く活躍し、今なお多くの読者を集める。主な著書に、『用心棒日月抄』シリーズ、『密謀』『白き瓶』『市塵』等がある。

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