新装版 マリオネットの罠 (文春文庫) (文春文庫 あ 1-27)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167262273

感想・レビュー・書評

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  • 大御所だからこそ読まなかった作家さんのひとりです。
    むかーし、三毛猫シリーズは何作か読んだ気も。
    が、大好きなどんでん返し作品だという事で気になっていたので読みました。

    確かに「衝撃のラスト」とも「どんでん返し」とも言える作品ですが、私の好きなどんでん返し作品ではありませんでした。残念。
    まず伏線が少ない。
    語られないことでのどんでん返しはそれほど驚きも無いんですよね。
    ミスリードに騙されてこその驚きが欲しかったので…。
    そういう意味ではミステリでは無かったのかな、と思います。

    とはいえ、テンポはとても良くあっという間に読み終われてしまいました。
    雰囲気も前半はとても良かったです。

  • すごい展開。

    三毛猫シリーズとはカラーが全然違うんですね。

  • 初めて赤川次郎先生の作品を手に取りました。
    長篇処女作とのことで評価も高く期待して読み進めました。
    まさかあなたがマリオネット操者なのかと驚かされると共に、切なくも素晴らしい作品でしたね。

  • 赤川次郎さんの本を恐らく20年ぶりくらいに読んだが、以前の印象よりずっと良かった。と思ったら、あまり軽いところのない読みやすい本だったみたい。話としても面白かった。かなり詰込みではあり、凄い数の人が出てくるしころされるし、最後の数ページでそこまで語る!?という感じ。あとがきを読んで、最初の長編だったことを知って気合が入っていたんだろうと納得した。今や著書は650冊を超えるらしい。凄すぎる!

  • ページをめくる手が止まらなかったです。
    建物や登場人物がリアルに想像できて
    怖かったけどスリル満点でした〜。
    最後まで、まさかの展開にびっくり。
    面白かったです。

  • 装画:古屋亜見子さん
    装丁:斎藤深雪さん

  • もうひと捻り欲しいところ
    24/2/11

  • 一見なんのつながりもない連続殺人。
    最後の最後で真相分かって驚いた。

    結婚式に警官が呼ばれて挨拶までするなんて実際にあるのかな…

  • 元祖!どんでん返しと謳うだけあり、正しくその通りでした。1977年の作品らしいんですが、すごく読みやすくサクサクすすむ
    今風のどんでん返しというよりかは、
    2時間サスペンスの様な、金田一少年の事件簿の様な、古畑任三郎の様な
    そんな感じです!良い!

  • 順当すぎて不安になりながら読み進めたが、しっかり驚かせてくれた。
    全く示されていない背景を最後にガッツリ盛り込まれ、多少無理矢理な感じがした。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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