インドへ (文春文庫 (297‐1))

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著者 : 横尾忠則
  • 文藝春秋 (1983年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167297015

インドへ (文春文庫 (297‐1))の感想・レビュー・書評

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  • 精神世界、宗教、宇宙、禅、悟り、カウンターカルチャー、ヒッピー、ドラッグ、高度経済成長期の日本の若者、等々。
    このうち3つくらい引っ掛かるものがあれば、読むことをお勧めします。

    1977年に出版された本作、確かに日本にもこういった精神や文化があった、と認識できただけでも読む価値がありました。
    自分自身がカウンターカルチャー的なムーブメントに肯定的か懐疑的かは置いておいて。

  • その頃はそうだったんだね、って思えたりして。

  • 少し読んでは止めて、また少し読むというのを繰り返してゆっくり読み終わりました。
    自分には体験できなかった時代の日本やインドのことを思いながら…遠い時間と遠い国の時間と空間を味わえる不思議な感覚。(基本的には酷い内容のような気もしますが^^;)

    また読むかな?と思ってなぜかずっと手放せない本。不思議な存在の本です。

  • 三島由紀夫に「インドは、行くべき時期が来た者が行くことになる場所だ」と暗示された著者によるインド紀行。

    怪しいタクシーに連れ回され、不衛生と腹痛に悩み、物乞いに追われ、海外から訪れたヒッピーだかヤッピーだかに幻滅。 なのにどんどん好きになっていくインドの 不思議が怖い一冊。 同行の倉橋君のワイ ルドな感性も見どころ。

  • 2009年くらいに購入して流し読みしかしていなかった本。
    この度、じっくり読んでみました。

    横尾さんといえばインドがターニングポイントということが有名で、インドを知ってからの横尾さんの作品は以前とは異なり、宇宙観、宗教観が強くなりました。
    この本の中に、横尾さんの心境が綴られています。
    インドは、汚い、臭い、うるさい、貧富の差が激しい、などなど、インドがどのような国かを表しています。
    謎が多い国であり、国民も日本人とは全く違い、宗教を軸として生活しているところも興味深いです。

    2012年8月14日〜20日、私はインド旅行に行きましたが、この本に出逢っていて、インドにそこまで驚かなかったのが救いでした。
    ただ、横尾さんのように、インドの美しい自然を存分に見られず、世界遺産周辺のうるさく汚い街ばかりだったのは少々残念です。
    また機会があるのなら、横尾さんが体験した自然に飛び込みたいです。

  • 80年代のインドを著者が旅をした、その紀行文学。本作が他のありきたりな紀行文学と一線を画することができた、その最大の理由は、何よりも著者こと横尾忠則自身にあることはもはや自明の理であろう。何故、そこまで魅力的な内容に仕上がっているのかといえば、時に精緻なまでにインド人、インドの風土を描写し、かと思えば、観念的にUFOや謎の光との遭遇をエピソードとして盛り込んでくる。いってしまえば、まとまりのなさだ。しかし、それが決してマイナスに作用するのではなく、横尾自身も感じたインドの現実離れした空間と、そこで起きた様々な現実離れしたエピソードと相まって、上手く昇華されているのが、本作の肝なのであろう。
    とはいえ、そういうまとまりのなさが許される最大の理由は、著者であり、日本を代表するグラフィックデザイナーにして画家の横尾忠則という存在にあることは疑いようのないということは付言しておくべき事実であろう。

  • 著者の考えにすごく共感できた。
    特に自然と宗教のつながり。
    70年代80年代のインドも行ってみたかった。
    がーっと読める感じではなかったけど、
    読み終えて、ああ納得。という感じ。

  • そのタイトル通り、横尾忠則のインドへの旅が書かれている。しかし物質的・肉体的な旅ではなく、精神的な旅である。日常と非日常が混在するインドではふと「今まで」は正しかったのだろうか?様々な彼の体験を通して考え直してしまう。また横尾忠則のデザインを理解する上でも読んでおきたい一冊である。

  • 欧州へ向かう飛行機のなかで読むために
    何故か選択した一冊。


    横尾氏の作品はずーっと大好きだったけど、
    文章作品を読むのは初めてでした。


    これを読んだとき、
    あぁ、いつかインドへ行こう、
    と漠然とおもった。

    そのときはまさか本当に行くとは思っていなかったけど…

  • 価値観覆された、とにかくインドに呼ばれてしまった1冊

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