トップモデル: きれいな女の汚い商売 (文春文庫 ク 8-1)

著者 : マイケルグロス マイケルグロス 吉澤康子

• 文藝春秋 (1996年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[オギノ通りさんの感想 · 2017年4月26日]

★まさに別世界★背景について全く知識がないので、「へーなるほど」と読むだけだがまあ面白い。章のタイトルがその時代のモデルの時給としているのは、変化の勢いが感じられてうまい。モデル産業が急速に発展した経緯が分かりやすく、トップモデルが働き甲斐と商品としての価値を両立させるのが難しいことは印象深い。

数名のキーマンで成立している業界で、アジア人はモデルとして参加することはあっても（本当のトップモデルはまた難しいのだろうが）、産業を動かす側には加われないのだろう。

[みこちぶさんの感想 · 2014年7月22日]

こんな世界がまさか現実にあるとは…という感じです。
おなじみのモデルやデザイナー、カメラマンたちを取り巻く世界とその時勢を感じることができます。