宰相鈴木貫太郎 (文春文庫 452-1)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167452018

感想・レビュー・書評

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  • 内容はかなり難解だが,大宅賞受賞作だけあってなかなか興味深い内容だ。それにしても戦争終結に向けて日本帝国の命運を左右する内閣の動きが,鈴木首相と取り巻き,陸海軍の軍人代表のお互い心を探りあいながら駆け引きをおこなっているのが興味深い。また,昭和天皇の国民を思う気持ちも読む者に伝わってくる。これが真実なのかどうか分からないが,かなり真実に近いような気もしてくる。

  • 4167452014 333p 1987・8・10 1刷

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著者プロフィール

東京大学名誉教授。文学博士。昭和8年東京生まれ。東京大学文学部卒業後、旧西ドイツ・フランクフルト大学留学。東京大学大学院博士課程を修了し、平成6年まで東京大学教授。平成16年まで明星大学教授。現在、日本会議副会長。乃木神社中央乃木會会長。
主な著書に、『宰相鈴木貫太郎』(文藝春秋)、『森鷗外ー批評と研究』(岩波書店)、『靖国神社と日本人』『昭和天皇』『和辻哲郎と昭和の悲劇』(以上PHP研究所)、『和歌に見る日本の心』『皇位の正統性について』『象徴天皇考』(以上明成社)等がある。

「2022年 『國家理性及び國體について』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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