新・忠臣蔵 第2巻 (文春文庫 ふ 11-3)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167536046

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  • 第2巻では、殿中松の廊下で浅野内匠頭が吉良上野介に斬りつけ、梶川与惣兵衛に押しとどめられて志果たさず、即日切腹を申し渡されるという事件がえがかれます。

    ここから、復讐を遂げるために「昼行燈」と罵られながらも雌伏の時を耐える大石内蔵助の物語が本格的に動きはじめます。

  •  いわゆる「松の廊下」から内匠頭切腹へ。

     上野介の嫌味な爺い振りに閉口する。それが著者の狙いだとわかってはいても…。

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著者プロフィール

舟橋聖一(1904.12.25~1976.1.13)小説家、劇作家。1928年、東大国文科卒。大学在学中の26年、戯曲「白い腕」で注目され文壇に登場。32年から33年「都新聞」に連載した「白い蛇赤い蛇」で劇作家から小説家への転身をはたす。戦後は風俗小説の代表作家と目されるが、官能表現を耽美主義へと高めた純文学の佳作も多い。主な著書に『悉皆屋康吉』『雪夫人絵図』『芸者小夏』『ある女の遠景』『好きな女の胸飾り』等。

「2013年 『芸者小夏』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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