唯幻論で読み解く政治・社会・性 古希の雑考 (文春文庫 き 14-9)
- 文藝春秋 (2007年1月10日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167540104
感想・レビュー・書評
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2007/1/13購入
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著者の唱える唯幻論がとても面白い。
人間の行動原理において、幻想を用いて解き明かす書。
人間の行動原理は生物的本能ではなく、自我という幻想によって決定される。自我とは「私は~である」といったもので、これは幻想であるから、多くのそれを支える基盤が必要になる。著者は作中で何度も「人間は本能の壊れた生物だ」と主張し、そこから政治、社会、性などの原理を解き明かす。 -
新聞、雑誌に発表したものをあつめたもので、内容は多岐にわたる。その中でもアメリカ論は秀逸。
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2012/07/03-20:33 増長なのだけど納得させられる
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