- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167542023
感想・レビュー・書評
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裏表紙の紹介文に少し緊張して読み始めたが、違和感なく物語に入り込み、深さに耽読、死生観も理解でき自分に驚きつつ読了
でも若い頃の僕なら読めない本かも…R35理解出来るかな…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★購入済み★
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篠田節子の解説、最初から「……まさか小池真理子の読者にはいないだろう」までの文章が秀逸。
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作品全体に漂う生と死。人生への諦めと再生。そして色欲。
私には早すぎたかな。登場人物たちの気持ちがいまいち理解できなかった。 -
すべての描写が素晴らしい。「天に刻」の心境に感服。ただ、さすがにこの本を勧められるような人はいないし、いても勧めはしない(できない)。自分がそうなったときに、自分に勧める感じかなあ。
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実らない恋に身を寄せる女の短編集。
って、書いちゃうと安っぽく聞こえるけど、内容はずっしり重い。。。
私は40超えてますが。。。。うーーん。こういう心境になったことないので、いまいち理解出来ないとこが多かった。
「ふーん、そういうものなのかな~?」って感じで読み進めた。
最初の4編は、
夢も希望も生きがいもない人生に飽きて「なんとなく死にたい」と思い「死」を選択してしまう心情がわからなかった。
でも、この大きい世の中に数え切れない人がいて、その中でこういう生き方や考え方をしてる人はいるんだよね。
私としては、「もう死んじゃってもいいや」と思って「死」を選ぶのって卑怯な気もするけど。。。。
世の中、生きたくても生きれない人がいるのに、自分で「死」選んじゃうってどうなのかな~~?
「自殺」っていうのをきれいに書きすぎてる気もしないでもない。
最後の2編は、不倫を精算した女の話。
こっちのほうが、まだ分かりやすかったかな。
題材はどうであれ、きれいな表現だったので、読んでて嫌にはならなかった。 -
大人の小説。。この気だるさ。。まだ。わからない・・