わたしの渡世日記 上 (文春文庫 た 37-2)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167587024

感想・レビュー・書評

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  • 女優としてスクリーンにいる高峰さんから、この中に書かれてある全てのことが滲み出ているようです。

  • 高峰秀子が知り合いだったかのように感じられるから不思議。

  • ぐいぐいと引き込まれてしまった。

  • こんな女優がいたんだ、と驚きました。天才子役から大女優となった、怜悧な女性の苦悩。
    この甘えのなさ、私も見習いたい。

  • 理知的な昔の女優さんだよね
    たしか本出してた、という記憶があったので
    blogでお薦めする方がいらしたのをきっかけに
    買って積んでおいた。

    女優さんの回顧録、というには
    中身がこゆ過ぎ注意!
    何度か午前様になったから。
    昭和史であり 映画史でもあり
    読み出したら とまらない。

    業界の人、社会的地位のある人
    それこそ国の首相以上に
    多くの人々を観てきた上
    子役から女優業をしてこられたのだから
    人を見る目と、その批評眼力は凄いのヒトコト。

    学業を全うできなかったことを
    気にかけておいでだが
    今で言うれっきとした『ストリート・スマート』な方かと。

    あと、昭和の映画を見る機会があれば
    ちょっと試してみようという気にもなった。

  • あまりの面白さに一年もただずして再読した。結婚まではまさに「渡世」だったのだなぁ。

  • 現実より面白いものはない。
    お母さんの話がもう苦しいような、明るいような、で。
    肝の据わった食いしん坊な、偏った自分を受け入れている女性。

  • 「高峰秀子の流儀」を読む前に読んでおきたいと思って読んだ。

  • 315夜

  • 鋭い洞察 確かな文章

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著者プロフィール

高峰 秀子(たかみね・ひでこ):女優、随筆家。1924年北海道生れ。5歳のとき映画『母』で子役デビュー。以後、『二十四の瞳』『浮雲』『名もなく貧しく美しく』など300本を超える作品に出演。キネマ旬報主演女優賞、毎日映画コンクール女優主演賞ほか、受賞数は日本映画界最多。55歳で引退。名随筆家としても知られ、『わたしの渡世日記』(上・下、新潮文庫)で第24回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。2010年12月28日死去。享年86歳。

「2024年 『高峰秀子 夫婦の流儀 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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