- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167588083
感想・レビュー・書評
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クスリと笑わせてくれる一冊。
日本語を巧みに操り、バカバカしいを突き抜けた発想はもはや清々しかった。
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相変わらずバカバカしい話の連続。心が疲れると こういう本が読みたくなるから不思議だ。
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さくらももこから色紙を貰った話が出てくる。そういえばツチケンモモコラーゲンなる共著もあったな、とふと懐かしくなった。
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雑誌『週刊文春』に連載のユーモア・エッセイを収録しています。
「卒業生に贈ることば」や「新入生のみなさんへ」がとくにおもしろく読めました。こんな挨拶だったら退屈しないだろうなあと思います。
解説は落語家の立川志の輔です。茨城弁で訥々と話すマギー司郎よりも、著者のほうがノーブルなイメージはありますが、たしかにすっとぼけた感じが似ているかもしれないと思います。 -
デタラメエッセイストのツチヤ氏によるエッセイなのか評論なのか。
雑誌のコラムらしく、4ページ足らずに落書き付きというエッセイで、大概は最近あった話などを面白く、デタラメに記されている。「我笑うゆえに我あり」が論文のパロディーだったのに比べると、本当に気楽に読めるボリュームである。
全体に、エッセイの途中にひねりがあるものは少なく、同様の作家で言うと、宮沢章夫などのように途中で怒りだしたかと思えば変なところに着地するようなことや、檀ふみのように書き始めと終わりが全く別の話になっているようなことはないので、途中をつい読み飛ばしてしまうのだが、読み飛ばしてもオチが分かるという点では良い。読み飛ばさないほうが良いのだろうが、そこはね。
短い文章の中に、言葉をいじったギャグが結構な分量出てくるので、twitter等の参考になる本であり、ツチヤ作品の中でも読みやすいので、初ツチヤの人にもオススメの1冊といえよう。☆4つはさすがに大甘だと思うが。 -
自虐的でシニカルなエッセイ。
土屋先生の愚痴を聞かせていただくスタンスで読ませて頂いた。 -
週刊文春で連載されていたエッセイ集。
独特のテンションで真面目に理路整然と飛躍して書いている文章が癖になる面白さでした。
一度授業を受けてみたいものです。 -
活字で人を笑わせるとは本当に難しいと思うが、大いに笑った。だれも傷つけない紳士な笑いで温度としてはサザエさんと同じくらい。特別面白い出来事があるわけでもないのに笑える話に仕上げる文章力に驚いた。