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- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167598075
感想・レビュー・書評
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高島俊男さんの博学ぶりは、とてつもない。言葉の意外な由来を知ることができたり、間違って使っていた言葉を、正しい理解へといざなってくれる。
この『お言葉ですが…』は繰り返し読みたいシリーズだ。拾い読みすることもできるコンパクトなエッセイなので、手元にある8巻まで読んだら、また1巻から持ち歩いてもいいかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み返すたびに
新しい発見がある。
まったく名著です。
「言葉」に関わる仕事をしておられた方
にとっては 高島俊男さんは
脅威そのものであったでしょうし、
まったくそのとおり!
と 胸のすく思いをしていた方も
ずいぶんおられたことでしょう。
ということを改めて思いました。 -
表題作の「イチレツランパン破裂して」は、日露戦争を題材にした数え歌です。そのほか、著者の少年時代にあった「駆逐水雷」という遊びや、「加藤隼戦闘隊」の歌詞に登場する「赤鷲」についての疑問から、多くの読者の反応を呼び起こした「赤鷲の謎」など、ことば以外のテーマを扱ったものが多く含まれています。
『徒然草』の「ぼろぼろ」についての章など、個人的に興味を引かれた章も多くあり、今回もおもしろく読みました。 -
痛快なり。
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