- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167602017
感想・レビュー・書評
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桐野先生は『白蛇教異端審問』でザ・ロックに言及してたので、なんとなくプロレス好きなんだろうなということは知っていたけど、まさかプロレスネタで小説書いてるとは……しかもミステリーだって。エグさみたいなのは控えめだけど、キャラクターものとしては面白かったなという印象。驚くべきは、近田が主人公で続編が出ているということ。
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女子プロレスの世界が垣間見えた 3.5
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プロレススポ根モノかと思って読んだらがっつりミステリで先が気になってガンガン読めた。男気のある火渡と女子プロレスの魅力とミステリが上手く融合されてて楽しめた。ラストもスカッ!
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内容紹介
リングの女王・火渡抄子と付き人の近田は、外人選手の失踪事件に巻き込まれる。女子プロレス界に渦巻く陰謀を描く長篇ミステリー -
R1/9/22
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殺人事件もからめてあるが、描かれているのは、主人公が女子プロレスを通して心身共に成長していく姿。女子プロの世界という特殊な舞台を、きっと綿密な取材を経て書かれたのだろうと思われるノンフィクションのような物語。「女にも荒ぶる魂がある。闘いたい本能がある」。いいな、この言葉。女だって、やるときはやるよ!