- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167602055
感想・レビュー・書評
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桐野さんの作品は好きなほうですが、この作品は読みやすいのですが・・・最後まで読むと分かるのですが、なぜここで終わるのかな??と謎でした。でも、このなんともいえない不安感を求めて書いた作品なのかもしれないです。
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全体的に読みやすかった!
この先どうなるの?という感じもあり読み進めたけど、最後のオチが謎…
どうしてこうなった?
不完全燃焼! -
映画制作に関わる人間たちの利害や思わくが激しくぶつかり合いながらも、撮影が進んでいく描写は生々しくも読む者を引っ張っていく。。
普通の物語ならラストに映画が完成しハッピーエンドとなる所が、何故かふとした食い違いから大破綻を迎えてしまうが、予定調和のラストでは絶対に味わえないこのなんとも言えない不安感こそが、桐野作品の真骨頂なのでは。
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面白かった。
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内容(「BOOK」データベースより)
誰よりも強く光りたい。元アイドルの佐和が自分を主張し始めた途端、撮影現場は大混乱。苦り切る人気俳優、怒る監督、傷付く女プロデューサー、佐和に惹かれるカメラマン。金、名声、意地、義理、そして裏切り。我執を競い合って破綻に向かう、世にも身勝手な奴らの逆プロジェクトX物語。直木賞受賞後第一作。