お笑い 男の星座―芸能私闘編 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167656508

感想・レビュー・書評

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  • 浅草キッドに文才があるというのをこの本を読んで知ったのでした.

  • 本当は芸能春秋読みたいんだけど、文庫になるまで待つとして
    古本屋で160円で買ってきたこれを再読
    だいぶ古い本だけど、アサヤンとか未来ナースの話とか懐かしいっ

    最近、再びアングルくまれてる感のある、浅草キッドと爆笑問題の因縁も、キッド側からの視点で描かれております。
    これみると、博士は手打ちしてるけど、玉袋はまだ軋轢ある感じなんよねぇ

    最後の殿(ビートたけし)とのエピソードがじつにいいね。

  •  浅草キッドによる、芸能界に生きるたくさんの個性派たちとのエピソード集。と書くと毒にも薬にもならない感じだけど、実際は登場人物のすべてがとがりまくってて、ぐいぐい引き込まれています。

     実際にそばにいたらろくでも人たちばかりだと思うんだけど、それでもなぜか憎めず愛しさを感じるのはきっと著者である浅草キッドが彼らのことを愛してやまないんだからなんだろうと思う。

     ちなみに、エピソードや登場人物が魅力的だけでなく、その文章も秀逸です。リズム感のある、体にスッと入ってくる文章は間違いなく絶品。


     キッドの才能あふれる文章と愛情あふれる視点で描かれるこの本。マジおすすめです。

  • 畳み掛ける言葉と韻と、ボケてまとめていく構成力はすごい。
    久しぶりに声だして笑いながら本読んだかも。
    次は『2』を。

  • お笑い芸人だからといって文才があるとは限らないが、この方は話に惹き込むのが上手い。内容的にはおおよそ女子には縁遠いものが多かった。とあるエピソードが読みたいと思わなければ手に取らない類の本ではある。購入したし勿体無いから全編読んだけれども続編はいいかな(笑)。

  • 伊集院光のファミ通本からの流れ。面白いが、上から目線を感じてしまった。(108)

  • お笑い好きにはたまらないエピソードが書かれた本。あとプロレス好きの人にもオススメかも。自分はテレビっ子だけれどお笑いファンとまではいかないので、暇つぶしとして軽く読めて楽しかった。

  • 初めて読みました。

  • コンビニに梶原一騎の漫画『男の星座』が並んでいるのを見て、ふと浅草キッドの『お笑い男の星座』が読みたくなった。和田アキコ vs Yoshiki とか城南電機の宮路社長 vs 大塚美容外科の石井院長のロールスロイス対決なんかが笑えた。宮路社長(故人)の態度にあえて自分を窮地に追い込み、発奮させる戦闘本能のようなものを感じた。

    http://www.youtube.com/watch?v=N7W-aetSs78

  •  熱い!ひたすら熱い!

     前田日明、ジャイアント馬場、高田延彦、ヒクソングレイシー、そしてアントニオ猪木と戦いのリングに身を置いた男達の物語…
     ビートたけし、島田洋七といった浅草キッドが憧れてやまない二人の"巨星"の物語…
     そして、城南電気の宮路社長、坂本一生、水野晴郎、岸部四郎の物語…

     これらがすべて、同じ熱さで語られています。

     目次は以下のとおり。

     序 章  猪木イズム
     第1章  バッタ屋家業
     第2章  芸能界最強決定戦 和田アキ子vs.YOSHIKI
     第3章  ラスト・マッチ 前田日明
     第4章  たけしと洋七
     第5章  ロールス・ロイス戦争
     第6章  爆笑問題問題
     第7章  知ってるつもり!? ジャイアント馬場
     第8章  さそり座の男
     第9章  岸部のアルバム
     第10章  泣いたターザン
     第11章  ホモじゃない! 水野晴郎
     第12章  幻の右 ガッツ石松
     第13章  四角いジャングル
     第14章  四百戦無敗の男
     第15章  たけしイズム

     熱い話から抱腹絶倒ギャグまで、もうごちゃ混ぜのごった煮状態!

     「第4章 たけしと洋七」は、ビートたけしと島田洋七という対照的な二人が気さくに話すのを、子供のような憧れの目で見ている浅草キッドの二人。何とも言えない良い空気と、浅草キッドの純粋な思いが文章から伝わってくるようでした。

     かと思いきや、続く「第5章 ロールス・ロイス戦争」では、城南電機の宮路社長と大塚美容外科の石井院長が「この世に紫のロールスは二台と要らぬ」と己の威信をかけ、全身全霊でロールス・ロイス対決に臨みます。
     ロールス・綱引き対決では、ロールス・ロイスの象徴であるフライングレディーにロープを縛り付け、思いっきりバック! 寸分の狂いもなく取り付けられたエンブレムが歪み、フライングレディーはお辞儀状態!
     よくもまぁこんなアホなことを…というツッコミの隙すら与えない熱い文章は、更なる対決へと我々を誘います…

     もう一本一本が濃すぎて、とてもじゃないですが全部紹介なんて無理です!
     何でも良いからとにかく読んで欲しい一冊!!

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