色の秘密 最新色彩学入門 (文春文庫PLUS) (文春文庫PLUS 20-21)
- 文藝春秋 (2005年7月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167660901
感想・レビュー・書評
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色彩が人に与える影響を科学的に解説しているという風な
感じかと思いきや、データや科学的アプローチはかなり控えめ。
そういうのを期待していたので、やや期待はずれ。
どちらかというと風水本や占い本に近い。
白い下着を身につけていると風邪が二日で治るとか、
ピンクの空気を呼吸するイメージで深呼吸する習慣をつけると
若返るとか、胡散臭いけどちょっと興味深い話が印象に残った。
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決まった色しか使わないし、センスもないが、意図的に色をつかうようになれたらと思う。
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心理テストのたぐいが好きな人は、楽しめると思う。おすすめ。
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学術的な根拠は示されないので性格との関連づけなどは話題提供的なところでしか使えない。
しかし,色があるということがそもそも面白い。物質の特性の1つであり,何らかの意味があるのだろう。獲得的に作る色の理論と生得的な色の理論というのもあるだろうな。
性格検査などをカラー表示にしてみると面白いかも! -
色についての豆知識本。色の原理や科学的なことよりも、心理効果に重きを置いて書かれている。
心理テストもあるので、話のネタにしやすい。 -
再読。面白い。
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さっと見て、普段は気づかない「色」の科学的側面を解説してくれている本と思って手にとったのだが……いや、科学的側面は解説してくれているようなのだが……なんか怪しい。冒頭からトンデモ臭がかすかに漂ってきてて、まあなんとか土俵際ぎりぎり踏ん張った、という感じかな。
なにしろ事実として挙がっている例に、典拠不明のものが多いのだ。
根拠となる事実を提示していない記述も目につくしね。
参考文献はそこそこちゃんとしている感じがする。ま、僕も結構印象批判なんだけど。 -
ファッション、料理、部屋のインテリアなどと色との関係について書かれてあって、おもしろかった。