コフィン・ダンサー 下 (文春文庫 テ 11-6)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167661786

感想・レビュー・書評

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  • 途中から結末は読めていたものの、スピード感は満足。

    二人の恋愛はいらないとおもうが。
    続編を読むかはまだわからない。

  • 2013/04/24読了

  • 本当にJ・ディーバーはミステリーがうまい。最後の最後まで騙される。
    騙される快感。

  • 面白かった。が、ラストはどうだったのか。
    驚きと言うより違和感がある。微妙ではなかろうか。やはり、最強の敵を倒す事が痛快であって、真の敵は違いました。などと後から言われても興ざめするとしか言いようがない。
    それに、あの展開であれば、ほとんどの仕事はケイルが行ったことになるから、コフィンダンサーの何が凄い?と思わざるを得ない。
    ゴミ箱を漁っているときに爆発した。というのも高度な技術が使われているわけではない。
    コフィンダンサーがコサックダンサーだったら面白かったかもしれない。そんなことを考えながら読了した。

  • ハラハラしました。
    本を書くって凄いなって別のところでひとしきり感心してしまいました。
    いろんなシーンですごく詳細に専門的に書かれていて、これだけの情報を集めるのも大変だろうなぁって・・

    あの爆弾が仕掛けられてる中での飛行のシーンは本当に手に汗握って疲れました。

    ダンサーが別人だったってことも、驚きでした。

    このシリーズの犯罪者はみんな実に頭の良い人たちですね。

    ライムと犯罪者との頭の中、心の中の探り合いは本当に決闘シーンを観ているような感覚です。

    今回も本当に面白かったです・・が、やはりここでも若い警官が被害にあってしまって残念でした。

    ライムの周りの人々がとても魅力的なので、つい身内のような感情を抱いてしまいます。
    だから怪我をしたとか、殺されたとかってのは、読んでいても辛いですね。

    映画と同じで感情移入が激しくて(笑)

    今回もデンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーが映像となってずっと魅せてくれました(^^♪

  • 忙しいくらいのスピード感。
    犯人との知恵比べは心理戦の装い。

    このシリーズはずっと本棚に入れておきたいと思わすこの読了感はナカナカ。

  • ★2.5、映画のシリーズによくある最初が一番面白いを地で行く作品。
    あらゆる意味でアメリカのエンターテイメントの要素がびっしり詰まっており、何も気にせず楽しみたいという要求には十分に応えてくれると思う。
    それにしても相変わらず題材はより直接的表現のサイコ、間接的な表現でありながら背筋を凍らせるような作品に出合えないものかな?

  • ライムの執拗な追跡を切り抜けるコフィンダンサーことスティーヴン・ケイル。
    潜伏するビル内で浮浪者のジョーディと鉢合わせ。

    このジョーディが食わせ者であることは感じてたものの・・・。

    まさかの展開に思わず『座布団一枚!』。

  • あまり気に入らないと言いながらシリーズで読んでしまった。殺し屋の独り言「〜であります、サー」という言い方が少し笑えた。

  • 孤独な狙撃者が辛うじて心を通わせるかに見えたとき
    捜査官を襲ったもう一つの恐怖とは!

    冒頭、上巻のつづきで窮地に立たされたダンサーだったが、
    急場を凌ぐと同時に、ホームレスの味方をつける。
    逆の発想から隠れ家を襲撃し、証人の一人と、さらに警備にあたっていた警官二人も殺害する。
    ダンサーの思考に直前で迫ったライムだったが、自身の肉体故、止めることができなかった。
    自暴自棄になるライム。
    しかしそんな彼と、あくまで対等に意見を言い合う、もう一人の証人・パーシー。
    彼女との約束を果たすため、離陸した飛行機の警護と、ダンサー逮捕に再び情熱を燃やすライムだった。

    ――離陸した飛行機に高度差感知型の爆弾がセットされていた。
    着陸までの緊迫感は半端ではない。

    そして遂に明かされるダンサーの正体。
    敵地に潜入し、状況を判断し、敵の注意をそらし、殺す……
    そうじゃなく、唯一のルールは、つねに誰よりも一歩先を考えるということ。
    ――問題と考えるな、一つの要素と思え。
    アメリアは彼の思考のさらに先へ――

    そして(ちょっと蛇足的だが)、もうひとつのどんでん返し。
    物語の構造なんか一見シンプルなのに、どうしてこうも彼の掌の上でに踊らされてしまうのか。

    ミステリ:☆☆☆☆☆
    ストーリー:☆☆☆☆☆
    人物:☆☆☆☆☆
    読みやすさ:☆☆☆☆☆

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著者プロフィール

1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライムのシリーズ(『ボーン・コレクター』他)や“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスのシリーズ(『スリーピング・ドール』他)は全世界でベストセラーになっている。ノンシリーズ長編小説、短編小説など人気作品も多数刊行
『ブラック・スクリーム 下 文春文庫』より

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