サウダージ (文春文庫 か 30-3)

著者 :
  • 文藝春秋
3.46
  • (61)
  • (183)
  • (263)
  • (40)
  • (6)
本棚登録 : 1444
感想 : 140
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167686024

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「ワイルド・ソウル」を読んで気になってた人。
    文章の綴られ方や場面展開が心地よく、あっという間に読み終える。

    なんとなく主人公“アキ”の青春物的な途中の展開は不要かなと思う。

    “高木”についても前半の暗い部分から考えると最後の展開は軽すぎてもったいない。

    ある意味、最近はギャング物が流行りなんでしょうか。

  • いまいち

  • 「ヒートアイランド」・「ギャングスター・レッスン」に続くシリーズ第3弾
    ここに来て、今までになかった女性の描かれ方があったり、本筋以外のエピソードが出てきたりと、登場人物たちの新しい一面を知ることが出来ます。
    それにしても今回は、DDに振り回されっぱなしでしたね。

  • ヒートアイランドシリーズの中では一番おもしろかった。チキートとDDの2人は、読みながらなんかイヤな感じと思いながらも、ラスト切なくなる。

  • かなり読みやすい小説です。

    とても純粋な物語をかなり下品に表現するギャップがおもしろいです。

    ただ、少し稚拙な感じは否めません。 

  • この人の独特の雰囲気は好き嫌いはあるけど悪く無い。
    しかし佐藤正午絶賛って帯にあったけど、それでは手に取るようになる対象範囲狭く無いか?

  • (欲しい!)/文庫

  • 描写がエログロい…

    アウトローな男でも
    惑わされるのは女っていう定番の流れだけど
    最後の死のシーンはなんかちょっとしっくりこず。
    盛り上げようとしてる気がしてしまってならない。

  • 人間は
    どんなに腐っても
    汚れても

    それでも愛には純粋なんだろうか?

    帰ってきたギャング達の関係も
    主人公の成長ぶりも
    割と楽しめる一冊

  • うーん。覚悟して読んだけど、
    エロい描写、グロい描写のオンパレード。
    読んでて字面だけで目をそらしたくなるってあまりないような・・・

    そんななかで、DDの生き方は
    一見動物的ながら、ピュアなところが登場人物の誰よりも
    人間らしくて、殺伐とした話の中でも見捨てられない感じ。

全140件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1966年長崎県生まれ。筑波大学卒業。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04年『ワイルド・ソウル』で、大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞の史上初となる3冠受賞。その後も05年『君たちに明日はない』で山本周五郎賞、16年『室町無頼』で「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞。その他の著書に『ヒート アイランド』『ギャングスター・レッスン』『サウダージ』『クレイジーヘヴン』『ゆりかごで眠れ』『真夏の島に咲く花は』『光秀の定理』などがある。

「2020年 『信長の原理 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

垣根涼介の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×