不眠症 下 (文春文庫 キ 2-37)

  • 文藝春秋
3.66
  • (11)
  • (19)
  • (23)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 185
感想 : 18
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (635ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167705985

作品紹介・あらすじ

運命を司る、「別次元の存在」たち。そのうちのひとりが今、デリーの町を皮切りに世界を破滅させようとしている。阻止できるのは、その秘密を知ったラルフと長年の女友達、ロイスの老人ふたりだけ。残された時間はわずか。老いのもたらす非力さを自覚しながらも、世界を救うため、ふたりは立ち上がった。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 圧倒的。

  • お馴染みデリーが舞台。ITの老人版。
    でも、やっぱりITの方がずーっと面白い。こちらの分厚さはまとめられない故の冗長さに感じて途中、飽きてしまうことも。それもまた老人が主役だから、主役たちの人生の時間軸に合っていると言われればそうだけど、1冊で充分な内容に感じる。
    ダークタワーネタが出てくるのは、嬉しい。

  • オーラに目覚めたラルフとロイスは、医者1号と2号からショートタイマーの話を聞く。そして2人に、2000人が死ぬというテロ事件の阻止を頼まれる。
    ロイスのイヤリングを取り戻す必要のあったラルフはその申し出を受けることとし、やがて2人は医者3号、真紅の王(グレムリンキング)と退治することになるが・・・

    デリーを舞台にしたシリーズ。所々にガンストリンガーの影がちらつく。
    前半の睡眠不足に悩む老人の話から、後半の展開はまるで別の小説を読んでいるよう。

  • 20代の頃のように夢中になって読んだ。キング氏降臨!
    まばゆい色彩を放つオーラの世界で意図と偶然の均衡戦に、図らずとも巻き込まれる70才の男。ただの駒でなんかで終わらないぞとシニア男の意地が光る。穏やかな生活の先に待つのは、約束を果たすための自己犠牲。同じ自己犠牲でもデッド・ゾーンのような暗鬱な雰囲気はない。どこか晴れやかで清々しくも感じられるのだ。

  • 上巻後半からやられ、即買いしました。個人的にはキングの中で一番面白いと思います

  • 不眠症、というタイトルからして、神経衰弱で現実と妄想の区別が混濁してシャイニングる話か?......と思っていたら、大違い

  • 1408 キングらしさを満喫しました。相変わらずキングの世界観が繋がった瞬間には垂涎です! またいつか色々並べて読み直したいなぁ。

  • 2013/10/8

  • 読んでいると眠くなる

  • 2012/12/17購入
    2014/1/7読了

全18件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

スティーヴン・キングの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×