天才は親が作る (文春文庫 よ 27-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167717209

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  • みんな「足裏教育」3歳までに足裏を刺激することが大切。親の深い愛情が天才を育てる。「なんのために働くのか。家族の時間を割いてまで私は働かない。」

  • サッカー少年の親としてどのように接すればいいのか気付くことができた。偶然だとは思うが、父親が自営業で午後3時、4時くらいに仕事を切り上げて子供と練習をするというケースが多かった。親がどれだけ子供と一緒にそのスポーツに打ち込むかという事が大事なようである。親はいい意味でどれだけ「アホ」になれるかということなんだと思った。
    そしてもう一つは子供の意見を尊重すること。親は子と対等。人生の先輩であるが、子供が5歳なら親としても5歳であると。

  • 子供との接し方は十人十色だと思います。天才を作った親たちは表現こそ違えど、根底には同じ想いがあるようです。子育てが楽しくなりました。

  • イチロー、杉山愛、サッカーの川口などの家は
    家に入るとみんなおなじ感じがする。
    両親は今でもラブラブの子供中心の家。

    夢をたちきるようなことも、プレッシャーになるようなやり方もせず、
    子供が自主的に考えられるように「~しなさい」ではなく
    「自分はこうだと思うけど、あなたはどう思う?」と
    小さくても決定は自分でさせるとかそれを影になって、ずっと支え続けて、
    「子育てという楽しい思いをさせてもらった」と言える親

    http://bukupe.com/summary/3474

  • アスリートの親がどう育てたかレポート。
    それにしてもどの親も傍目から見たら、嘲笑されかねないほどの熱意、愛情。だからこそ、天才が出来上がったのだ。
    でも、単純にアスリート親子愛情物語としても秀逸。特に川口能活編は
    涙なくしては読めない。

    個性的に、とかどうこうじゃなくて、
    いかに愛情を持って育てられるか。
    これからの子育てに生かしたい。

  • 取り上げられるスポーツ選手に興味があれば、そこだけ読んでもいいのでは。幼少時代のエピソードがおもしろかった。

  • 読みながら何回も「え``〜っっ!!」と叫んで絶句しました。
    一流のスポーツ選手を育てた親を対象に行った、本物の質的研究ですね。
    インタビュー対象を「一流スポーツマンの親」に絞り込む工夫によって、教育の重要なポイントを浮かび上がらせたすごい作品だと思います。

    どの親も判でおしたように、子供との時間を大量にとっています。
    人によっては仕事をやめたり、変えたりしてまで子供と遊び、運動します。
    イチロー選手のお父さんチチローさんが子煩悩だというエピソードは有名ですが、それはチチローさんだけじゃなかったんですね!
    驚きに満ちた本。

    やっぱり何事も、徹底的にやらなきゃあ駄目ですね!!!

    生き方がちょっとかわっちゃったな・・・と思います。この本で。

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